2009年9月 7日 (月)

虫の変

夜は涼しくて、
昼はまだまだ暑いせいか、
偏頭痛がちょくちょく出まして。

さらになぜか
口内炎で口の中が荒れ放題で、
ちょいとストレスたまり気味なのですが。

それはよくあることだから、
いいとして。

スーパーのレジで、
会計を待っていたら、
耳の辺りの髪の毛が、
何やら、くしゅくしゅして、うざくて、
何気なくふっと耳に掛けたら、
すぐにまたくしゅくしゅ落ちてくるんですよ。

で、
今度は意識してきっちりと耳に掛けたら、

・・・・・・!?

髪の毛が動いているんですよ。

自力で。

くしゅくしゅと。

自力で。

・・・・・なぜに髪の毛がメデューサなことに?

と、怯えつつ、
もう一度、触って確認したら、

動いているのは、
髪の毛ではなく、

虫の足的なもので・・・・

・・・・・・・・・・

ひょえ~!!!

と思ったが、
スーパーのレジに並びながら、
「ひょえ~!」と叫ぶわけにもいかないので、
何ごともないふりをして、
虫的なものを、
さらに注意深く手で確認してみた。

・・・こがね虫的な感触。

みみにこがねむしがあああああぁぁ~っ!!!!

と叫んで、
走り逃げたい気持ち炸裂だが、
そこは大人なので、
耳に虫などついてないふりをして、
お金を払って、
かごを持って、
荷物詰め場まで行きました。

まだ耳の辺りの髪の毛が、
くしゅくしゅ動いているので、

誰か取って何とかしてえぇぇぇぇぇ~っ!!!!

と悲鳴をあげたい衝動をぐっとこらえて、

あくまでも耳に虫などついてないふりをしつつ、
何気なく髪の毛を直す演技をしつつ、
(何のための演技?)

虫をそーっと取ろうとトライしてみました。

絡んでる。

コガネムシの足が。

私の髪の毛に。

で、もがいてる。

コガネムシが。

気絶したい動揺を抑えつつ、
耳付近の髪の毛に、
絡まりついてもがいている、
コガネムシを、
ちみちみ引き剥がしました。

手を開いてみてみると、

明らかにコガネムシ!

きれいな緑色で、
光に当たると虹色の光沢も見える。

典型的なコガネムシ!!!!

それを右手の中に、
そーっと持ったまま、
買い物を袋詰めして、
ただ単に、
買い物を終えただけの人のさりげない演技をしつつ、
(だから、何のための演技だ?)
店を出る。

出たところで、
コガネムシを放すと、
ものすごい勢いで、
飛んでいきました。

達者で暮らせ。

メデューサコガネムシと別れて、
帰宅しようと道を歩いていたら、

いきなり、

セミが、

ジジジジジジジジジジジジジジッ!!!

と、物凄い音をたてながら、
目の前に落下してきて、
道路に激突したかと思ったら、
次の瞬間、
跳ね返って、

私の顔に激突した・・・・・

で、
私の顔で、
また跳ね返って、

ジジジジジジジジジジジジジジッ!!!

と、
またしても、
騒がしい音をたてながら、
飛び去っていきました。

呆然。

いや、
セミも寿命が尽きそうで、
必死だったんだろうし、

道路も私の顔も区別がつかない状態だと思う。

とにかく、
勢いつけて飛ぶために必死だったんだと思う。

セミ本人の生きる必死さに比べたら、
顔にセミが激突したことなど、
取るに足らぬことだ。

だが・・・

顔にセミが激突してきたよぉぉぉぉぉ・・・・

自失。

しばらく道路に立ち尽くして、
魂が戻ってくるまで、
石化してました。

髪の毛でコガネムシを捕らえて、
顔にセミを激突させたオバサン、
帰宅。

あー、おうちが一番だねー。

と思ってたら、

ですよ!

ふと気づくと、
パソコンの画面に、
羽蟻が・・・・

それも、
一匹じゃなく、
七、八匹這い回っている。

何これぇ~っ!?

羽蟻です。

見ると、
照明のカバーの中には、
もっとたくさんの羽蟻が、
入り込んで、
ぐるぐる動き回ったり、
たまにカバーの中を飛んだりしている。

どっからわいたの~っ!?

これはなすすべがない。

数が多すぎる。

そしてうちには殺虫剤がない。

ゴキブリも出ないし、
蚊もそんなにいない。

放置。

照明のカバーの中に、
どんどん羽蟻がたまっていくよ~。
パソコンの画面にも、
20匹くらい這い回っているよ~。

仕方ないので、
パソコンの画面のだけは、
パソコン掃除のための、
エアダスターで吹き飛ばしました。

吹き飛ばしても
吹き飛ばしても、
またやってくるんだけど。

いったい、何なんだ!?

天変地異?
虫に呪われた日?
虫に好かれてるの?

とにかく、
何よ、
この虫たちは!!!

外じゃ、
リリリリリ鳴いてやがるし!!

そりゃ普通か!!!!

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2009年8月23日 (日)

人は問題を何とか解決していけるんじゃ?という希望的観測

虚弱な私は、
頭痛と腹痛で、
鎮痛剤を飲んだら、爆睡してしまった。
熱も咳もないから、インフルエンザじゃないと思う。
手を洗ってうがいはしてますが。

「全員がマスクしている異様な光景は、
日本だけですよ」
と、5月頃のマスク売り切れ騒動の時、
呆れた口調で言ってたコメンテーターが、
「最近は、マスクをしている人がほんといないですね。
気を引き締めないと」
と同じ口で言っていた。
絶対に信用しない。

マスク売り切れ騒ぎの時、
報道番組で、
マスクの効果について検証していた。

それによると、
飛沫感染の場合、
ウィルスの侵入をマスクでは防ぎきれないらしいですね。
直接口や鼻には入らなくても、
マスクから出ている部分についたウイルスを、
手で触ってしまい、
その手で口とか鼻とかの粘膜に触ると、
ウイルスが侵入するらしく、
うがいや手洗いのが有効ということでした。
ただ、感染している場合は、
咳やくしゃみで飛び散るウィルスが、
マスクである程度は防げるということで、
感染した人が感染を広げないためにこそ、
効果があるらしいと聞きました。
なるほど。

まあ、だから、
マスクでは予防は難しいかもだけど、
いつ感染してるか判らないから、
他の人に感染させないために、
マスクは意味があるとは思います。
一応、一枚は持ち歩いてます。
もし、くしゃみとかして、
周りの人が不安に思ったら、申し訳ないので。

今日は、
たまたま頭痛腹痛の鎮痛剤爆睡のため、
家にいたわけですが、

ちょっとゲームをやってみました。

あばたー的なキャラが、
仮想の街を歩き回ったり、
ゲームができたりするってんで、
そこにはどんな世界があるんだろうと思って、
行ってみて、歩いてみて、
ゲームしてみたですよ。

釣りとかなんだとか、
けっこう楽しかった。

もしかしたら、
私が行ったところは、
始まったばっかで、
今、登録人数を集めるのが優先になってるのか、
無料でできるゲームで、
無料のコインが集められて、
そのコインで服とかが買える。
お部屋のインテリアも買える。
お部屋ったって絵ですけどね。

有料のと無料のと、
品物がそんなに違う気がしない。
どっちも絵だけど。

まあ、有料のが種類が多いとか、
可愛いものが多いような気のせいはする。
でも、
私があまり興味がないせいか、
お金掛けても欲しいとは、
まったく思わない。

私なんかは、
完全にターゲットじゃないのかも、ですけどね。

無料の服とかも別に買わなかったし。
もらったまんまで歩き回ってる。
この仮想の街で生きていくつもりがない奴だからね。
やってる側からしたら、
早く出て行け!に属する人だ。

でも、
商売的に言うと、
そういう人に、
「お金を出したいな」と思わせる方が、
商売として成功ってことですよね。

それはいいとして、ですよ。

気になったのは、
あちこちに、
「知らない人にアイテムをおねだりするのはやめましょう」
という立て札が立っていることだ。

ええええええええっ!?

それはつまり、
「知らない人にアイテムを下さいという人がけっこういる」
ということだと私には読めるんですが。

マジすか。

それって、
エルメスのバーキン持ってる知らない人に、
「それいいですね。下さい」
って、
道端でいきなり、
お願いすることと同じじゃ?

それとも、
アゲ嬢的な人が、
「フランクミュラーの時計が欲しいんですけど」
とか言って、
お金持ちのお客さんに買ってもらうとかと同じようなこと?

絵だけど。

300円くらいだけど。

貢がせる商売の人はさ、
相手の下心を知ってて、
それをかわす技術とか、
「たとえ見返りがなくても、
この人になら入れ揚げてもいい!!」
と思う魅力とか才能とかが、
あるじゃないですか。

ゲームの場合、
下心的なこととかはどうなんですか?
入れ揚げる魅力って言っても、
同じような絵だしね。
みんな可愛いし。

台詞が可愛いのかな。
なんかすごく可愛いくて、
貢ぎたくなるような、
台詞を字で書くテクニックがあるのかな。

・・・それは、学びたいです。

サイトはそこではないが、
それ風な場面を見かけたことはないではない。

かなり目立つ衣裳の人に近づいて、
「可愛いね。それ可愛いね。
いいなあ。ほしいなそれ~」
とか言ってる(字でね)人はいた。

「13歳なんだけど、
お金ないんだよねー」
とも言ってた。

ほんとに13歳か、
ほんとに女の子かもさだかではない。

言われた人は、
「これ男の子用だから、
女の子には着れないよ」
と言ったら、
「えー、そーなんだー、つまんないー」
と書いて、
消えた。

テクニックないじゃん。
可愛くもないし。

マジで13歳なのかもしれない。

さらにオバサンがびっくりしたのは、
どこだかの掲示板に、
「僕は12歳なんですけど、
オンラインゲームで、
お金が足りないので、
誰か僕の紹介で、
登録してくれませんか。
すぐやめてもいいです。
すごく困ってます!!!
お願いします!!!」
と、お願いが書かれていたことだ。

「お金が自分で稼げるまで我慢しなさい」
というのは簡単だ。
ネットや携帯をやらせない。
という解決法もあるだろう。

が、
その子の必死な気持ちも判る。

友達がみんなゲームをやっていて、
可愛い服とか、
強い武器とか持ってたら、
そりゃ欲しいだろう。

親にねだって駄目だといわれたら、
何とか方法を考えちゃうだろう。

私の場合は、
親に駄目だといわれたら、
諦めて我慢した。
どうしてもだという場合は、
お小遣いやお年玉をためて何とかした。
優先順位を考えて、
諦めるものは諦めた。

それは、大人になってもそうだ。

買えないものは買えない。
自分の稼ぎで無理なものは無理だ。
ローンとかは結果高くなるし、やりたくない。

そう思ったら、
諦めるか、
働いて稼ぐかだ。

友達紹介というのは、
どこにでもあるシステムだし、
お友達が入りたいなら、
それは誰にとってもいいシステムだ。

が、
乱用と無理強いは、
結果、友達なくすし。

その12歳も友達には頼めないから、
広く掲示板で、
見知らぬ人々に頼んだのかもしれない。
ほんとに必死で考えた結果かもしれない。

何とかしたらどうでしょうか、業界。

子供が悪いとか、
親が禁止しろとか、
それは各々が、
対処すべきだとは思う。

が、
もし業界が長く繁栄したいなら、
いい方向にいくことを考えた方が、
結果得すると思うんですけど。

今、薬物関連事件で、
もう忘れられてる感じだけど、
女性が連れ去られて、
お母様が殺害された事件があったじゃないですか。

その報道の時に、
コメンテーターが、
「出会い系サイトなんか使うからですよ」
という一言で終わりにした。

勿論、安易で軽率だったかもしれない。
リスクを考えるべきだったと思う。

でも、
出会い系サイトを使ったから、
連れ去られて、
暴力をふるわれていいわけない。

もし、
親御さんのすすめでお見合いをした相手に、
連れ去られて暴力をふるわれたら、
「親のすすめでお見合いなんかするからですよ」
とは言わないと思う。

暴力をふるった人が悪いという話になる。

出会い系業界も、
長く繁栄するためにはどうしたらいいか、
考えた方がいいんじゃないだろうか。

会社起こして、
成功して、
セレブでヒルズとかに住んで、
もうやりたいこともやり尽くして、
欲しいものも買い尽くした人は、
次の目標を、
「業界を長く繁栄させるには」
に設定したらどうでしょうか。

自動車だって、
ハイブリットとか、
電気とか水素とか、
何とかしようとしてるし。

ネットが悪い、
で、終わりにしたら、
解決にならないことは、
誰でも判っている。

その昔、
グーテンベルグが聖書を印刷した時、
学識ある人々が、
それに反対したという話は有名だ。

「悪魔の言葉を、
庶民が読むようになって、
世界が悪くなる」
と。

文字が読め、
知識を持つということは、
特権だったわけで、
誰でも本が読めるということには、
したくなかったこともあると思う。

確かに、
悪いことや怖いことや、
猥褻なことも、
本になって出回ったし、
そっちの方に、
人は先に飛びついたかもしれない。

でも、
人はその問題を何とかしてきたし、
何とかしようとし続けてるし、
今、
「本は悪いことを広めるからなくそう」
という人はいない。

テレビだって、
昔は
「頭が悪くなる電波が出ている」
って言われたらしいし。

芝居だって、
「いかがわしいから」
って、禁止された時もあるし。

人は起こった問題を、
どうにかしていく習性は一応あるわけで、
性善説ってのもどうかと思うけど、
「悪いとこもいいこともする」
っていう、
ただ普通の話だ。

だけど、
「お金がなくて、
(絵の)服が買えないんです!
(ゲームの)武器が装備できなくて弱いんです!
助けてください!」
と、
必死に訴えてる、
10歳だか11歳だかの子の気持ちを想像すると、
オバサンは、
ちょっと涙出そうになる。

「オバサンは、無料でやってますよ」
と言っても、慰めにならないか。
思い入れが、その子と全然違うしね。

けど、勿論オバサンは、
見知らぬ子に、
アイテムをあげたりは絶対にしません。
「オバサンも貧乏だから」
と言ってやります。
逆に
すごく高いアイテム見せびらかして、
やろうかな。

意味がない。

というか、
罠にハマっている、
何かの。

「強い武器が欲しい12歳です」も、
25歳ニートかもしれないしね。
だったら、なんでもいいから、まず働けば。
就職口がない社会が悪いというなら、
とりあえず無料で我慢したらどうか。

11歳なら、
勉学かなんかに励んで、
将来、ゲームに浪費したらどうかな。
今、ゲームにハマりたいのはよく判るけど。
人を羨むという感情も経験しといて、
損はないし。
肥やしにする人は肥やしにするし。

具体的には、
思いつかないけど、
なんか、さらにいい方法で戦え!
12歳!!

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2009年8月18日 (火)

春日ギャグ融合

3月生まれの6歳甥が、
見た目は小さいけど、
小学生になって、
今、夏休みです。

甥パパママは、
軽井沢に行ってブルーベリー狩りをやらせたり、
伊東に行って海を見せたり、
大忙しです。

「今度の日曜は、
甥のスケジュールが開いてるから、
オバちゃんは今週来て」
と、スケジュールを決められてしまいました。

去年のはじめ頃は、
「そんなの関係ねえ!~はい、オッパッピー!」
を一連で何回もやらされた。
パパとママはやってくれないらしい。

今は、
はんにゃの「ずくだんずんぶんぐん」
(・・・であってます?
ずくだんぶんずんぐん?
ずぐだんずんぐんぶん?)
とかかなと思って、

「おばちゃんと、ずくだんずんぶんぐんゲームで勝負だ!」
と、ツカミをかましてみたら、

「それなんですか? しらないです」

と、冷たい口調で言われてしまった。

はんにゃじゃないのか・・・

やっぱオードリーかなと思って、

「トゥース!か~すが!」
を、大威張りでやってみたが、
ほぼ無視。

ぐだぐだの流れで、
「春日のここ、あいてますよ」
まで、とりあえずやってみた。
大サービスである。

てか、馬鹿みたいである。

すると、

「それ、ちがいますよ」

と駄目出しが出た。

「こうですよ!」

甥は、
猪木さんのような顔をして、
両手の親指と人差し指で四角をつくり、

「かすがのここ あいてますよ」

とお手本を見せてくれた。

それは・・・

甥よ、それは鬼瓦との融合だが、どうか。

さすがのオードリー春日も、
指でつくった四角の中には、
誰も入れないと思う。

ていうか、
すでに鬼瓦の自分の顔が入ってから、
あいてないしね。

「それは鬼瓦だよ」
と指摘してみるが、

甥は、

「かすがのここ あいてますよ」

と、猪木さんじゃなくて、
鬼瓦らしき顔のまま、
台詞を言いつづけ、
どーしても譲らない。

なぜ、
春日ギャグが融合してしまったかというと、
甥は、
本物のオードリーを見たことがないのである。

本物って言っても、
生の春日じゃないですよ。
テレビに映ってる春日を見たことがないのだ。

甥の家ではほぼテレビを見ない。

甥が「春日のギャグ」を見るのは、
学校のお友達がやってる「春日のギャグ」
なのである。

だから、
お友達が間違えたり、
勝手にアレンジしたりすると、
それが本流になってしまうのだ。

本物の春日を見たことがないから、
「おばちゃんちは、春日の家の近所なんだよ」
と意味のない自慢をしてみても、

「かずがに、いえは、ないです」

という冷たい反応しかない。
「オードリー春日」という、
実在の人間がいると思ってないので、
春日の家もへったくれもないのだ。

純粋にギャグとしてだけの存在だ。

ある意味凄い。

で、
鬼瓦で、
「かすがのここ あいてますよ」
という融合ギャグを延々やらされた。

おばちゃんはね、
歯に矯正器具が入ってるから、
鬼瓦、すげえやりにくいんですけど。
そんなことは言い訳にならない。
顎と唇が痛いです。

顎関節痛になるか顎が外れるか、
二つに一つのすんでのところで、
甥も飽きたのか、

「こんなばかみたいなことは、
いいかげんやめて、
らきゅーをやりましょう」

と言い出した。

らきゅーって何?

「らきゅーです」

と、
平べったい箱を持ってきた。
そこを開けると、
なんか知らないが、
破損したジグソーパズルのピースみたいな、
プラスチックの破片がたくさん入っている。

「これ何?」

「だから、らきゅーですってば!」

「らきゅーですか・・・」

「らきゅーです。
きょうりゅうをつくるので、
ぼくは、
あたまをつくるので、
おばちゃんは、
しっぽをつくってください」

「えーと・・・」

「しっぽというのは、
きょうりゅうの、
おしりについているものです」

「いや、それは知ってる。
恐竜を作るの?
らきゅーをやるんじゃないの?」

「だからぁ!
らきゅーできょうりゅうをつくるんです!!
そして、
おばちゃんは、
しっぽをつくるんです!!!!」

「この破片がらきゅーなわけ!?」

「はへんじゃなくて、
ぱーつです。
よんばんを、いっこさがしてください!」

「4番!?」

4番と言われても、
この無数の破片に番号がついてるとは思えない。
もたもたしていると、

「ほら、ここにあるじゃないですか!」

4ban_2
なんかね、
こんなのをくれた。

・・・・・・・・

これが、4番らしい。

・・・・・これが4番・・・・

4番て言われても、
判るわけねーだろーがよっ!!!

「もう、いっこ、よんばんをください」

「はい!!」

もう、形が判ったからには、
こっちのものだ。
私は、4番を探して甥に手渡した。

「どうぞ!4番です!!」

「ちがいますよ!!
これは、
さんばんですよ!!
よんばんをくださいっ!!!」


3ban_2 私が渡してしまったのは、
この3番だったらしい。

二つを比べて、
よく観察すると、
真ん中の棒の部分が、
3番の方が、
ちょっと細い。
4番と3番では、
全然違うらしい。

段々、少しずつ判ってきたが、
部品を組み合わせて、
立体を作るものらしい。

私が子供の頃は、
なんか立体を作るといったら、
レゴなわけだが、
らきゅーは、
三角と四角の板と、
あとは、七種類のジョイントで、
どんな形でもつくれるとかいうものらしい。


どうも、
これの左下隅に小さくある、
プラキオサウルス的な奴を、
作りたいらしい。

もう、
3番と4番の区別がつかないオバサンにできることは、
部品を形ごとに、
分けてくことしかない。

次第に、
3番と4番の違いが判るようになる。
オバサンのスキルがあがった!

それにしても、
作るの早っ!!

訳の判らない部品を、
もうね、
なんかね、
迷いもなく、
どんどんつないでいくんですよ。

初めて作るらしいんだけど、
図面とか、
ちらっとしか見ない。

おそらく、
図面を読んでるわけじゃないと思う。
レインマンな人たちみたいに、
一瞬で全部を把握しちゃってるんだと思う。

天才じゃね?

ていうか、
天才なんじゃなくて、
幼児だからできることなんだと思うけど、

でも、
オバ馬鹿は、
天才じゃね???

と、感動した。

ものの5分くらいで恐竜完成。

感動したオバは、
写真を取ろうとした。

そしたら、
甥は、

「あ、ちょっとまってください。
きれいにかざりつけますから」

と、
完成作品を、
セッティングしてくれた。

Laq それが、
この写真。

後ろに、
幕を吊ってくれたんだけど、
それは、
その辺に落ちてた、
タオルだったのね。

でもって、
甥の足が見切れてるのね。

これで、
甥的には、きちんと展示したつもり。

その辺が、
幼児。

恐竜が、
いろんな色のつぎはぎになってるのは、
部品が足りないから、
本の表紙にあるみたいに、
全部、白とかじゃつくれないのね。
それは、すごく残念らしい。

さらに、
これをぶち壊して、
表紙にデカく載ってる、
ティラノサウルスの、
頭部に取り掛かろうとする。

せっかく作ったのを、
あっという間に、
バラバラにする。

作ることに意味があるだけで、
作品を保存することは、
どーでもいいらしい。
次のを作るために、
部品が足りなければ、
何の迷いもなく、
プラキオサウルスは分解だ!!

なんか知らんが潔い。

が、
残念なことに、
見本にある色を無視しても、
ティラノサウルスの頭部を作るだけの部品は、
どうしても持ってないらしい。

「ちらのさうるすは・・・
ちらのさうるすのあたまは、
つくれません・・・
ちらのさうるすのあたまは
・・・あきらめましょう・・・」

断腸の思いで、
甥は諦めた。
本当に悔しそうだった。

そーゆー顔見ると、
買ってやりたくなっちゃうんだよなあ。
オバ馬鹿だから。

オバが帰ろうとすると、

甥が、

「さいごに、
かすが、
やってください!」

と言うので、

鬼瓦の顔で、

「春日のここ、あいてますよ」

と、必死に言うと、

「そんなとこに、
はいりたいひとは、
いないんですけどね」

と、正しいつっこみをした。

甥・・・
知っててやってるのか・・・?

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