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2006年8月 5日 (土)

読み合わせ最終日・その2

「プライベート・ライヴズ」稽古場レポート、
8月5日第二幕です。

私、すっかり忘れてたんですけど、
今日は、パンフレット用の一同座談会が開かれる日でした。

遅刻に続き、またも失敗しました。

じて菌な雑文」てとこにも書いたんですけどね。
私は、普段、外見をまったく重視しない、
というか、人目をまったく無視した格好をして歩いています。
別に日々、すれ違う見知らぬ人々は、
私の格好なんか気にも留めないだろうし、
稽古場に行っても「飯島はこんなもんだ」と、
皆さん思ってるし、
ていうか、飯島がどんなもんでも誰も感想は持たないだろうし。

だから、自分が楽な格好して稽古場に通ってる訳ですが、
パンフレットに載る座談会で、
その模様が写真でも掲載されるんです。
私は、どーだっていいんですが、
マネージャーから、
「お客様に姿を見せる時は、見苦しいのは失礼だから、
ちょっとはまともな格好して下さい」
と、厳命されているのだ。

なので、写真とかに顔や姿が撮影される時は、
服装チェックが入り、
「それならまあいいです」と許可が下りて、
メイクは、自分でやると舞台出る用しかも笑い取る用になってしまうので、
その辺を歩いてても変じゃないナチュラルメイクは、
メイクさんがついてくださらない場合は、
マネージャーがやってくれる。

私は、座談会があるってことをすっかり忘れて、
いつものただの楽な格好をして来てしまった。
メイク道具とかも持ってきてないので、
すっぴんだ。
いつもすっぴんなんだけど。

失敗した・・・
全然、ちょっとはまともな格好じゃない。
写真を見られたら、叱られるので、
なるべく写らないようにしてました。
最後に集合写真があったので、それには一同で写ってしまったけど、
後ろだから、まあいいか。
大きい写真じゃないだろうし。
マネージャーには黙っとこうっと。

パンフ用の座談会は、
内容に関しては、パンフレットに載ると思うので、
書きませんが、
私は、ちょっと嘘こいてしまいました。

外面如菩薩内面如夜叉の演出・山田が、
「飯島さんが稽古場にいてくれると、
モチベーションがあがるんですよね」
とか、ぬけぬけと抜かしやがった。
座談会中に、だ。

パンフレットに掲載されて、
活字になって、
もしかしたら、演出家・山田和也を尊敬してる人とか、
いないと思うが、山田個人のファンとかが、
読むかもしれないものなので、
私は、

「山田さんのようなすごい演出家の方に、そんな風に言って頂けるなんて、
なんかすごく光栄なんですが・・・もう恐縮です」
とか言ったのだが、
それは真っ赤な嘘。
もし、この言葉が、パンフレットの座談会に載っていたとしたら、
それは、建前です。

心の中では、

「私が稽古場にいると、
山田本人は、飯島を苛めて嫌がらせして、
ストレスは解消できるし、
すっごくテンションとかモチベーションとか、
あがるかもしれないけど、
芝居の稽古場自体のモチベーションは、
全然あがってないと思うぞ」

と思ってたのだが、そんなことはとても言えない。
「山田」とか、稽古場では呼び捨てもしてないし。
とにかく意地でも、「山田さん」としか呼んでない。

このページを読んでる人は、あまりいないと思うので、
読んでくださってるごく小数の方だけに、
本当に思ってたことを言っておきます。

山田本人は、読んじゃいないからいいです。
「勿論、毎日読んでますよ、面白いですね、飯島さんのブログは」
とか、山田は言ってたが、
絶対に、読んじゃいない。
賭けてもいい。
だって、面白いですね、とは言うけど、
それ以上のディテールは、絶対に話題にしようとしないですから。
確実に中は読んでません。

で、
座談会話の続きですが、
西様が、
すっごく真面目に、この芝居に対する思いを、語ってたら、
久世さんが爆笑してるんですよ。
爆笑するような内容を、喋ってるわけじゃないんですよ、西様は。

久世さん、
「ほんと、勿体ないね、西様。
これ、活字になったら、
なんかすごく真面目なことをきちんと喋ってるように、
読めると思うけど、
全然、爆笑なんだもん。
トーンが。顔が。瞳孔開いてるのが。
西様、ライブじゃないと、その絶妙な味わいは絶対伝わらない」
と発言してました。

西様、
「ええ~?
いや、僕は・・・ほんと・・・真面目に・・・
笑わせようとか・・・そんな・・・全然・・・
つもりは・・・あれですよ・・・久世さん・・・
ていうか、面白いですか・・・?
何が?・・・いや、ほんとに思った事実の心の本心ありのまま・・・
え?・・・笑ってるし・・・久世さん・・・あの・・・
聞いてます・・・???・・・・困ったなあ・・・」
とかって、
実際、活字にならない状態なことになってるし。

葛山さんは葛山さんで、
西様が、しどろもどろに熱く語ってる最中に、
すっごく共感したことが、あったらしいが、
「僕もそう思います」と、
一言口に出せばいいものを、
ものすごくカッコイイ顔とカッコイイアクションで、
しかもすごくいい音で、
指パッチンて鳴らしてるし。

で、久世さんに、
「それも活字にならないんですけど、葛山さん!
テレビじゃないんだから!」
とか、もう怒られてるし。
で、しゅんとなってるし。
しゅんとなってるのに、油断もしてるから爽やかになってるし。

衣ちゃんは、座談会中は、
「がんばります」しか言わないのに、
終わってから、結婚とか恋愛について、
すごく長く喋りまくって、
あげくの果てに、一緒にお話してたライターの方に、
「え?これ絶対書かないでくださいね。
書かれてしまうと困るんです。
もう座談会の本番中じゃないんですよね。
すみません。お願いします。書かないで下さい」
とか、必死でお願いしてる。
全然、パンフレットの座談会と、
ライターさんの存在意義を理解してないし。

ライターさんはね、プロなんだから、
たとえ、録音してなくたって、
使えるところは、
うまいこと、原稿の中に入れちゃうんだよ、衣ちゃん。

明日は、初めての稽古休みなので、
座談会、終わったら、
西様ご推薦&ご予約くださったおいしい中華のお店に、
ご飯食べに行きました。

ここで、第二幕終わりです。

第三幕が、お食事なんですが、
考えてみると、
稽古場じゃないんだ。
稽古場日誌じゃない。
まあいいか。
どうしても書いておきたいことがたくさんあるし。
私が書きたければ書けばいいんだし、
読みたくない方は、飛ばしてください、ですよね?
誰に訊いてるんだ、自分。

第三幕 お食事会に続く。

☆わざわざありがとうございます!

8月5日第一幕で、
「今日は忙しいので短い手紙は書けません」て、
誰の手紙でしたっけ
って書きましたけど、
「鈴勝さんがフランス関係詳しかったよな」と、
ひとり言書いたら、
驚いたことに、鈴木勝秀さんから、
メールを頂戴しました。
ご本人にほんとにそんなこと問い合わせたら、
鈴木勝秀さんも稽古中だし、
ご迷惑だろうなと思って自粛していたのですが、
お答えを頂戴いたしました。

で、鈴木勝秀氏のメールです。

「パスカルです。
確証がないので調べましたところ、どうもパスカルのようです。
まあ、多分、パスカルで間違いないのではないかと思っています」

ほんとありがとうございます。
稽古中なのに。
しかも、私は稽古場では仕事ないからいいけど、
演出なさってるのに、わざわざメールくださって。
涙、出そうになりました。

で、鈴木勝秀さんは、オフィシャルサイトはないので(あるんでしょうか?)。
現在、稽古中の「ダム・ショー」をご紹介しておきます。

ダム・ショー

作:ジョー・ペンホール/訳:常田景子
演出:鈴木勝秀
出演:浅野温子/浅野和之/鈴木浩介

9/1~17:シアタートラム

9/21:大阪 シアター・ドラマシティ

9/25:名古屋 名鉄ホール

余談ですが、
鈴勝さんが、今一番気に入っている女優さんは、
久世星佳さんです。
「ほんとに頼りになる役者さん」
と、本人がそう仰ってました。
「車で送ってくれたりもする ので、大変助かります」
とも言ってました。
なんだ、それ。

余計なことが長くなりましたが、
鈴勝さん、本当にありがとうございました。
稽古頑張ってください。
本番は、拝見させて頂きたいと思っております。

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