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2006年11月25日 (土)

ばりいどー

今日はホリデーじゃなかったのか?

朝食を食べに行ったら、
私の担当を買って出てくれてる、
今日はホリデーで、
レストランにはいないはずの、
愛想バツグンの笑顔のオヤジウェイターが、
出迎えてくれた。

「今日はお休みじゃなかったですか?」
と訊くと、
「今日は、Sanaeがチェックアウトする日だから、
休んでなどいられない」
と笑顔で言う。
ホリデーって嘘だったのか?
それとも、
昨日から前フリしておいたしゃれたジョークか何かだったのか?
謎なオヤジだ。

今日もさっそくコーヒーを持って来てくれた。
ところが、
今日はバターがついてない。
「私は米を食う」ということを、
ようやく学習してくれたのだろうか。
が、ついでに、コーヒーのミルクもついてない。
ミルクは必要だ。
「ミルク下さい」と言ったら、
「ああ、すまなかった」と言って、
ミルクと一緒に、バターも持ってきてくれた。

・・・・なぜだ。

私が大ファンのJoが、やってきた。
「おはよう」と挨拶したら、
私のテーブルに座ってくれた。
やった!!
ラッキー!!

私は美しいJoの顔に見とれながら、
飯食ってたが、
今、お話しなければ!と気づいて、
必死に不自由な英語でお話しした。

スピーチの時の芝居が素晴らしかったこと。
Joが演じた大臣を知らないけど、
「私、この人知ってる」と思っちゃったこととかを、
必死で伝えようとした。
二歳児喋り英語で。

「あのキャラは、架空の人物だ」
と、Joは教えてくれた。

私は、
「しかし、私は、思う。
彼は、存在します。
私は、彼を知っています。
興味深い。
面白い。
素敵。
私は、彼のファンです。
彼は、持っています。
彼は、リアリティです。
私は、非常に楽しい。
彼に会った時。
あなたは、素晴らしい俳優である。
私は、とても思います。
ナイス。
とてもナイス」
と、こんなことを必死に喋った。

Joは、
「ありがとう」
と、笑顔で言ってくれた。
私の必死さだけは伝わったようだ。

それだけでいいです。

オヤジウエイターがやってきて、
「勿論、今日もカプチーノを飲むだろう?」
と言う。
「勿論だ」と答える。

オヤジが満面の笑顔で、
Joと私に、カプチーノを持ってきてくれた。

昨日よりもさらに、
ものすごく泡立てたミルクが大量に乗ってて、
さらに莫大な量のココアパウダーが掛かってる。

なんかもう
山盛りのカキ氷の宇治みたいだ。
抹茶の代わりにココアパウダーがかかってる、
茶色の宇治カキ氷。
しかも山盛り。
しかもコーヒーカップに。

Joが、
「これは一体何なのだ?」という顔で、
カプチーノを見ている。

「このカプチーノは、彼のサービスだ。
スペシャルなサービスだ。
多くのミルク。
多くのココア。
彼の親切。
昨日よりも、さらに、最も最大に大量だ。
今日のミルクとココア。
おそらく、最後のサービスだ。
私は、そう考えます」
と、一応説明してみたが、
あんまり判ってもらえなかったようだ。

そりゃそうだ。
私だって、大量の泡立てミルクとココアは、
まったくの謎だ。

オヤジに、
「ジャカルタか、東京で、
また会いましょう」
と言うと、
「そうだな。サヨナラ」
と言いやがった。

だから、
「サヨナラは言わない」
は、どうなったのだ!?

もういいや。

で、ジャカルタからバリに移動です。

国際交流基金・塚本さんとは、
空港でお別れです。
バリには、
国際交流基金のNurulさんとDianaさんが、
一緒に行ってくれます。

昨日、通訳のSusyさんに、
「Susyさんも、一緒にバリに行くでしょう?」
と訊くと、
「私は行かないです」
と言う。
「なんで?」と訊くと、
「三人でついていくと、皆で大騒ぎになるからでしょ」
と、残念そうに言う。
確かに、インドネシア三人娘さんと、
吉田さんと私の5人で、
バリに行ったら、大騒ぎだと思う。
が、残念だ。

バリ到着。

私たちを出迎えてくれたドライバーさんは、
「相撲さん」という方でした。
Sumoさんなんですけど、
「私の名前は、スモーです。
日本人の方は、すぐ覚えてくれます。
お相撲の、スモーです。
横綱は、アケボノです」
日本語は、上手いです。
でも、情報は古いです。
九州場所では、今、朝青龍が優勝しそうなんですけど。

ホテルにチェックインして、
すぐさま、ウブドに向かう。
田んぼがたくさんあるんだけど、
田んぼのあぜ道に、ヤシの木が生えてる。
なんか不思議だ。

ウブドでは、
ケチャのワークショップがあった。

ケチャだケチャだケチャだ~!
バリと言ったら、
やっぱ、ケチャだろ。
男の人たちがやるもんだと思ってたが、
ケチャができる!

が、到着したら、
ワークショップはなんかもう終わりかけてました。
ちょっとしか、できなかった。
でも、
「チャチャ、チャチャチャ」の合唱に加わる。
すげえ楽しい。

その後は、野外劇場で、
ワヤンを観ながらの食事だ。
なんて素敵なスケジュールなんだ。


Standby これが、
仕込み真っ最中の、
スタッフの皆さんです。

出演する人が、
仕込みも何もかもやるみたいです。
ワヤンの人形のスタンバイやら、
楽器のスタンバイやら、
何もかもすべて、
この人たちがやってました。
若いスタッフ兼出演者が、
先輩に大声で何か頼まれて、
走って持ってきたものを見たら、
ガムテでした。
Smokers
舞台が仕込まれてる間、
煙草を吸いつつ、
待っている人々。

勿論、私もこの輪に加わっていた。

右後ろが、
私の大好きなJoです。
Joの写真は、
大臣のコスプレスピーチ中以外は、
これしかなかったので、使いまわしました。
だって、話とかしてる時は、
ずーっと見とれてたもんですから。

Joの左の人は、やっぱマレーシアから来た、
えーっと、しまった名前忘れた・・・
メモしたんだけどなあ・・・
ごめんなさい。
彼女は、インドネシア煙草を、見せてくれてます。
インドネシア煙草は、ガラムみたいに、
ほとんど、クローブが入ってます。
私は、メンソールの煙草を吸うんですが、
インドネシア煙草でメンソールなのを買ったら、
当然のようにクローブも入ってて、
クローブの香り&味のみで、
何がメンソールなのかさっぱり判りませんでした。

Wayangklit2 ワヤンが始まった。

すげえゴージャスなワヤンなんですが、
影絵芝居なもんですから、
写真に撮るとこんな風になっちゃいます。
いや、私の写真の腕も悪いんですけど。

台詞は、英語も混ぜてくれてます。
混ぜてくれてますったって、
私は、英語が不自由な訳なので、
判らないことには、変わりないんですけど、
それでも、インドネシア語よりは判るところもあります。

Wayangkulit1

観客は、
女性劇作家国際会議の人たちだけなので、
私たち向けのアレンジがされてるみたいです。
「神は、世界をお創りになった。
神は、人をお創りになった。
神は、たくさんの動物をお創りになった。
神は、アートをお創りになった。
神は、芝居をお創りになった」
というような台詞がありました(多分)。
アートとか芝居って台詞を、
私たち向けに入れてくれたみたいです。

影絵が映るスクリーンが二重になってて、
たまに、前のスクリーンが、
振り落とされて、
人形を操ってる様子を、見せる仕掛けになってます。
人形が走ったりする時には、
キャスターがついた台車に寝転んだままで、
すごい早さで移動してました。

Stage かなり現代的にアレンジしてあるようで、
音楽もガムランだけじゃなくて、
シンセみたいな音楽や、効果音がつかってあったり、
CGの宇宙の映像なんかも映って、
火星とか土星とかがくるくる回ったりしてました。
ゴージャス演出です。
それでも、人形を移動させる人は、
台車に寝転んで必死で滑ってましたけど。

バックに、野外劇場の物凄い装置が見えてますが、
バリは、そこら中、
こんなものだらけなので、
だんだん珍しくなくなってきます。

Bali1 Bali2 Bali3_3

どこでも、
ここでも、
あっちにも、
こっちにも、
そこにもここにも、
こんなんばっか。

最初は、珍しくて写真撮ってましたが、
そのうち、どーでもよくなります。

明日は、夜、サヨナラディナーがあるだけです。
つまり、
女性劇作家国際会議の打ち上げが、
バリに移動して行われるってことか。

すげえゴージャスな話だ。

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