季節の風物詩、
片頭痛がちょくちょく出て、
まことに鬱陶しい。
気圧とか、
気温とかの関係で、
血管が縮小拡大すると、
片頭痛が出る。
ここのところ、
梅雨前線だの、
台風だの、
熱帯性低気圧だの、
温帯性低気圧だの、
台風と梅雨前線に刺激された爆弾低気圧とかくるし、
3月並みの寒さの日の翌日が、
真夏日になったりするので、
血管、縮小拡大し放題。
片頭痛、出放題だ。
片頭痛が出ると、
頭が金属バットで殴られたように痛い上に、
・・・って、
金属バットで頭を殴られたことはないので、
このたとえが正しいかどうかはさだかではないが、
そんな気がするほど痛い上に、
吐き気までもする。
ヨレヨレくんです。
今朝、起きたら、
いきなり片頭痛だ!!
楽日なので、劇場に行こうとするが、
起きた途端に、
もうすでに、吐きます。
打ち上げもまだで、酒も飲んでないのに、
しかも胃の中空だってのに、
吐きそうっす。
遅刻確定で、歩いてたら、
道端に猫が座っている。
猫がネズミを前にして座っている。
ネズミはくたっと横たわっている。
すでにあの世におられるのだろう。
「おー!
ネズミを獲った猫ってマジで初めて見た。
猫って、本当にネズミ獲るんだ~!」
と思って感動。
でも、猫、食べようとはしてない。
ネズミを前にしておとなしく座っている。
なぜだ。
誰かがお預けと言ったまま去ってしまったか。
猫はあんま命令に従わないというが、
すっごい律儀な猫なのか。
ていうか、
この猫は野良猫と思われるので、
誰かの命令に従う義理はなさそうだ。
じゃあ、何だ?
ネズミを獲ったのを褒めてもらいたいのか。
獲物自慢のために展示ご披露してるのか。
とりあえず、
「ネズミ獲って、偉いねえ」
と言ってみた。
猫は私の顔を見た。
自慢げだ。
気のせいだと思うけど。
女子高生の二人連れが通りかかる。
猫の前のネズミを見て、
いきなり悲鳴をあげる。
「ネズミ~!!」
そりゃ、見れば判るってば。
猫、不満そうだ。
気のせいかもしれないけど。
猫、私の顔を見る。
「ネズミ獲って偉いねえ」
満足気だ。
気のせいかも知らんがな。
また人が通りかかる。
猫、ぱっと通りかかった人を見る。
通り掛りの人、リアクションなく通り過ぎる。
猫、また私の顔を見る。
「ネズミ獲って、偉いねえ」
と言ってみる。
猫、満足げ。
私の思い込みだけど。
また人が通り掛かる。
猫、さっとその人を見る。
やっぱ、なんか、どうにも、
道行く人に、
ネズミを捕獲したことを、
褒めて欲しくて、
ネズミを前にして座っているように思える。
食わねえのか。
食うより、褒めて欲しいのか。
食欲より名誉か。
「猫的にすごくかっこいい~」
と、褒めて、
その場を去る。
ほんとに褒めて欲しかったのかどうかは不明だが、
猫の本心を確認してる場合ではない。
こちとら遅刻中だ。
電車に乗ってて気づいた。
あのネズミ、
ほとんど出血がなかった。
もしかしたら、
殺鼠剤かなんかで、
弱ってたか、
すでに亡くなってたネズミを、
拾ったのかも知れん。
だから、食わないでいた可能性がある。
別にネズミ捕獲を自慢したかった訳じゃなくて、
「このネズミ、
弱ってたんすけど、
食ってもいいすか?
生で食わない方がいいすか?
食いたいんすけど、
どうしたらいいすか?」
と、困った猫が、
道行く人に、
教えを乞うておったのかもしれん。
だとしたら、
「偉いねえ」と褒めても意味がない。
とんだ見当違いな言葉を掛けてしまった。
「殺鼠剤ネズミだとしたら、
生では食わない方がいいと思います」
と言うべきであった。
猫の言いたいことは、さっぱり判らない。
劇場に行ったが、
治りそうだった片頭痛が、
再び出てきたので、
芝居終わって、
一旦、家帰ることにする。
帰ると、
スイス・チェコ戦を再放送している。
考えてみると、
昨夜は、
結果的に、
午後からの12時間のうちに、
サッカーを4試合見ていた。
日産の親善試合で、
久々にダーヴィッツ選手を見てから、
芝居を観に行き、
帰ってきたら、
オマーン戦が始まったとこで、
遠藤選手の、
相手チームにいたら、
世界一むかつくPKを見ているうちに、
スイス・チェコ戦が始まって、
チェコが勝ってるうちに、
ポルトガル・トルコ戦が始まってて、
終わったら朝の6時だった。
これでは片頭痛も出る。
原因、サッカーの観すぎ。
反省しつつ、
ポルトガル・トルコ戦の再放送をつけながら、
鎮痛剤飲んで寝る。
・・・テレビを消してはどうか、私。
起きたら、頭痛は多少軽減していて、
腹も減っていた。
炊飯器に米をセットして、
炊き上がるまで、
また寝た。
起きた・・・
かなり腹が減っている。
炊飯器を見に行くと、
・・・電源が切れている・・・・
炊飯途中で、
電源が切れている・・・・
プラグの根元の接触が悪くて
死にかけの炊飯器ではあったが、
電源が入ってしまえば、
とりあえず炊けた。
が、ついに・・・・
炊飯途中で電源が切れた・・・・
これは、始末が悪い。
米といだところで、
炊飯器使えないのが判明したら、
これはもう土鍋で炊く。
が、
三合の米が謎の時点で、
炊飯中断。
どこまで炊いてあるのか、
どっから炊いたらいいのか、
さっぱり判らない。
この米と飯の中間のものは、
はじめチョロチョロなのか、
中ぱっぱなのか、
赤子泣いても蓋取るななのか、
どの状況なのか判らない。
仮死状態の炊飯器を前にして、
私も仮死状態。
三合の米を無駄にするわけにはいかないが、
どれくらいどう火を入れたらいいのか。
判断不能。
・・・どうすればいいのだ・・・・
炊飯器フリーズ。
私もフリーズ。
横たわるネズミを前にして、
なすすべがない猫と一緒。
今朝の猫は、やっぱ、
「このネズミ、どう食ったらいいすか?」
の表情だったと、
今、確信する。
「猫!そのネズミ、食うな!!」
遅いけど。
今朝は、自慢してる顔に見えたけど。
私は、
三合の米を諦める訳にはいかないので、
次善の策を検討する。
仮死状態の炊飯器の蓋を開ける。
これで、赤子泣いても蓋取るな時期だったら、
即アウト。
見てみると、
米よりはかなり飯に近い。
ぱっと見、水もあまりない。
中ぱっぱの最後くらいか、
赤子泣いても蓋取るなか、
どっちかだろう。
蓋取っちゃったけど。
その米と飯の中間物質を、
一粒食ってみる。
かなり飯よりだが、
微妙に芯がある。
これは、もうちょっと炊くべきかもしれない・・・
が、これ全部土鍋に移して、
ちょっとだけ炊くってのは、
面倒なので、
このまま蒸らすに任せるという選択。
蒸らすに任せながら、
ジャパネットたかたとか、
ヤマダ電気だとかのちらしを見てみる。
炊飯ジャー、
大特価、
23800円~!?
大特価でか!?
32000円!?
59800円!?
炊飯器ってそんな高いのか!?
下手すると、
一番安い17型か20型の、
液晶ハイビジョンテレビが買えちゃうよ?
そんな金はない。
この蒸らし中ご飯を、
冷凍保存して、
食べ終わったら、
土鍋で炊くことにします。
蒸らすに任せたご飯を味見してみると、
一応飯になっている。
やったー!!
食ってみる。
充分飯だ。
食える食える。
これでしばらく食いつなぐ。
土鍋でご飯炊くのは、
炊飯器よりは面倒だが、
おこげができる確率高いし、
ガスの方が火力強いから、
おいしいご飯になるしね。
と自分に言い聞かせる。
・・・あ、最近の炊飯ジャーは、
ナントカ釜だの、
火力圧力強力炊飯だかで、
直火炊き並みに美味しいのか・・・
だから、値段も高いのか・・・
あと、冷蔵庫と洗濯機も、
風前のともしびなので、
すげえ心配。
冷蔵庫と洗濯機は、
代用がほぼ効かない。
洗濯物全部手洗い手絞りはお断りだ!
コインランドリーも高いし!
これから夏になるのに、
冷蔵庫ないってのも、
生活できないし!
頭痛いです・・・・
★メールくださった皆様、ありがとうございます♪
もう一月以上も何も書いてなかったというのに、
書いた途端にメール下さった、
ほんとありがたい方々がいらっしゃいました・・・感涙・・・
「えみりん」様
ご無沙汰しておりました。
更新したら、瞬時のうちにメールくださって、
びっくりしました。
すっごく嬉しかったです。
お忙しい時に、無駄に長くてほんとすみません。
メール、ありがとうございます。
いつもメールくださる「北脇」様
お久しぶりでございます。
体調は、片頭痛と膀胱炎以外は、ほぼ快調です。
確かにどっちも寒暖の差が激しいと出てくる症状です。
本当にご心配ありがとうございます。
お母様、
糠漬け毎日かき混ぜていらしゃるというだけで、
偉いと思います。
私の糠漬けは、食べるのは私だけなので、
多少どうにかなっても、自己責任ですが。
お母様にもよろしくお伝えくださいませ。
北脇さんのメール、ほんと楽しみにしてます。
ありがとうございました!!