2009年8月 1日 (土)

自分に投資、自分にご褒美、かなり便利な大義名分たち

1%もギャンブラーではない。

まったくもってギャンブルの素質がなく、
興味もない。

なぜなら、小心者だからだ。

パチンコは、
人生で2度くらいしかやったことない。
1000円くらいやってみた。
玉が一個いくらだか知らないが。
勿論のことだが、
秒殺で玉がなくなる。
面白くもないし、
勿論、景品ももらえない。
何も残らない。
残るのは、
ものすごく悪いことをしてしまったという気持ちだけ。

マッサージとかすると、
5000円とか7000円とかやってもらって、
しかも肩こりはちょっとしか取れなくて、
だから結果何も残らないことにかけては、
ほぼ同じなのだが、
で、使ってる金額は全然多いのだが、
「自分のコンディションがちょっとだけど良くなった」
まあ、
「自分に投資した」ってことで納得できる。

芝居とかは平気で1万円以上の場合も多いが、
これは完全に仕事だし。
苦しい時にも出す時は出す。
これはもう自分に投資というより、
どうしても必要だからですね。
しかも、芝居観るの好きだし。

本も、どんどん買う。
社会人になって給料もらって、
書店で欲しい本を、
「買うならこのうちのどれだろう」と考えずに、
どんどん買った時は、
「ああ、就職できて本当に良かった」と思いました。
書くのが仕事じゃなくて、
駄目会社員だった時です。
それでも「自分に投資」だし、
働くモチベーションになるし。

「自分に投資」で納得できない場合のために、
「自分にご褒美」という便利な言葉が存在する。

ブランド品とか、
バッグとか洋服とか靴とかアクセサリーとか、
ほぼ興味ないので、
高価なものが欲しいという気持ちはさっぱりない。

旅行とか遊園地とか、
あと、サッカーのユニフォームとかですね。
日本代表とか海外チームのとか。

特に、サッカーは、
自分がやるわけじゃないから、
ただ単に意味なく欲しいだけ。
着る機会だって、
試合見る時とジムとかだけだし。

で、高いんだ、これが。

もうね、日本代表ユニフォームは、
「自分にご褒美…だとしても高過ぎる!」
って、納得できなくて、
買えないですけどね。
でも、欲しいとは思います。

「自分にご褒美」

自分を納得させるのに、
なんて便利な言葉なんだ。

ギャンブル系は、
本当に何も残らないどころか、
気持ちもマイナスになるので、
全くやらない。

勝てば別なんだろうけど、
勝ったことは勿論ないし。
勝つ気もしない。

パチンコとパチスロの区別がつかないし、
CRも確変もさっぱり意味が判らない。
パチンコに、
冬のソナタだのエヴァンゲリオンだの必殺だのがある必要がある理由が判らない。
何が違うのだ。
そして、ドラマである必要があるのか。

競馬は勿論、
宝くじも買ったことがない。

宝くじは、
「買わなければ当たらない」
とよく言うが、
買っても当たらない。
私の場合。
そういう確信がある。

ロトとかナンバーズとかも、
どう違うのか、
どうやって買うのか、
判ってない。

以前、雑誌に、
「ナンバーズ攻略!」という記事があったが、
ナンバーズをなぜ攻略できるのか、
意味が判らなかった。
選んだ数字が当たるかどうかでしょ?
何が攻略なんだ?

ギャンブルが悪いとは全然思わない。
負けても、
やってる時、楽しくて、
負けた分を働いてまた稼ごう!
とモチベーションが上がったりするなら、
娯楽としてすごく正しい。

私は、
勝てる気はしないし、
小心者だし、
何も残らないし、
楽しい気持ちもないし、
罪悪感だけは残るし、
宝くじも何も買ったことなかったのだが、

totoをやった・・・・・・・・

どうやって自分を納得させたかというと、

「totoは、サッカーやスポーツ振興のためにある!」
という大義名分が用意されている。

たとえ負けてもサッカーのためになるのだ!

なんという立派な大義名分!

あと、
この前、totoが400回だった。
400回記念toto参加!
てことで、
やってみた。

やってみたと言っても、
予算3000円。
パチンコ1000円とあんま変わらない。
2800円買いました。

totoGOAL以外全部参加。
BIG三種も一口ずつだから、
気合入れてやってる人にしたら、
「やった」のレベルには入らないと思う。

一週間楽しかったですよ。

週刊のサッカー誌が出るのが火曜日なんですが、
日曜から「早く出ろよ!」と思ってて、
サッカーマガジンとサッカーダイジェストと、
物凄く迷って、
結局サッカーダイジェストを買った。
二誌購入できないところが、小心者。

そこまでのリーグ戦の流れと、
チームの状況を調べ直して、
まず自分で予想。
toto売り場から、
マークシート何枚ももらってきて、
あれこれ塗って検討。

その後、予想サイトとか、
投票状況とかを見たりして、
再検討。

それでも決められないところは、
金曜の夜に、
数少ないサッカー友達の制作須藤と、
弟に相談。
大分千葉戦と名古屋ガンバ戦のアドバイスを求める。
すぐに二人とも返信をくれた。
持つべきものはサッカー友達。
ありがとう。
でも、弟は自分はサッカーやってても、
Jリーグ観戦から遠ざかっているせいか、
「大分って今何位?」とかいう寝とぼけたことを言ってきた。
でも、ありがとう。

で、土曜朝一、
まずBIG三種を一口ずつ買う。
BIGの欠点は、
見た途端に「駄目だこりゃ」と思ってしまうとこだ。

宝くじなら、
結果が出るまで夢を持っていられるが、
神戸F東京に3口とも自信満々で1がついてて、
買った途端に、
4億1千百万円の夢が一挙に吹き飛ぶ。

が、BIGのいいところは、
自分じゃ絶対買わない数字を持てるということだ。
もしかしたら、ひょっとしたら、
大波乱あるかもしれないし。

ギリギリまで迷って、
toto1600円購入。
ダブルを4つ使いました。
ダブル5つ使うと、
3200円で予算オーバーだから。
トリプルはなし。

で、芝居観て、
帰ってきたら、
土曜の夜の時点で6個当てていた!

引き分けを買っていなくて外した試合があったので、
一等はなくなったが、
二等三等の望みがある!

この時点でBIGは全外し。
だから、神戸F東京に1をつけるな!!
わざとかよ!

・・・・ま、翌日、
当選しなかったことが判るんですけどね。
川崎と甲府が引き分けて、
磐田が頑張ってくれちゃったので。
BIGはすでに問題外だし!!

2800円負けましたが、
楽しかったです。

それと、
totoは引き分けをどうするかが勝負だ、
ということを学習しました。
totoやってる人には当然のことかもしれないけど、
自力で学習したことには価値がある。
・・・気がする・・・

で、ですね。

なんで、
こんなことを長々書いているかというと、

それからtotoは買ってないんですね。
一回だけ。
前回、前々回は、
浦和が大分に負けるとか、
引き分けばっかり!
で、一等が出ないという波乱で、

「買わなくて賢明だった」

という正しい選択をした。

が、
今ちょっと、
今回買おうかなという気持ちが出ている。

自分を納得させる根拠は、
日本で一番恥ずかしいネーミングの試合、
「多摩川クラシコ」で、
川崎F東京がある。
試合の名前は恥ずかしいが、
川崎F東京のどっちも応援している。

あと、前回前々回が波乱だったので、
キャリーオーバーが出てます!

宝くじやパチンコは、
勝てる気がしない、
で終わりだが、

totoは、
勝ちに行く!
という気がする。

…これって、
思いっきり、
駄目な、
ギャンブラーの誕生ではないだろうか…

小心者で、
運もない方なのに、
勝ちに行く!という気になっている。

あきらかに駄目である。

さあ、今日、私はtotoを買ってしまうのか!?

今回は面白いんですよ。
川崎F東京は勿論、
浦和がホームでまた負けたりしてとか、
新潟大宮も判らないし、
大分が名古屋に勝ってまたピクシーが泣いたりしてとか、

…待て、
面白いということは、
判らないということは、
当たらないということではないか。
落ち着け、私。

今回も
「買わない」
が、
「賢明な判断」
だと思うが。

いや、
サッカーは気持ちで勝つのだ!
勝ちを取りに行くのだ!

…かなり駄目な予感。

ああっ!
なぜ、totoのマークシートの紙がうちにあるのだ!?

こうして博才も運もない、
引きも弱い奴が、
駄目ギャンブラーになっていくんだろうなぁ…

さあ、
どっちに転ぶか勝負だ!!


★なんか本当にどうもありがとうございます!!!

いやもう、10ヶ月くらいブログ書いてなかったというのに、
書いた途端に、
何人かの方からメールを頂きました。
本当にもうありがたいことです。
心から御礼申し上げます。

メールくださった皆様というのは、
ほぼ、
井上芳雄さんと久世のんちゃんのファンの方々なんです。
あと、私の友達。
私の友達よりも、
芳雄くんとのんちゃんのファンの方から頂いたメールの方が、
全然多いんですよ。
皆さん、芳雄くんとのんちゃんで、
身も心も手一杯だと思うんですが、
私なんかにわざわざメールして下さるお心遣いがありがたいです。
芳雄くんとのんちゃんには、
本当に素晴らしいファンの方々がいらっしゃるのだと、
マジで感動しました。
芳雄くんものんちゃんも、
ご本人、素敵な人なのは勿論ですけど、
ファンの方々が素敵だと、
改めて「ご本人もほんと凄いんだな」と思います。
芳雄くん、
のんちゃん、
ありがとう♪

細く長く、不調が普通、
心も身体も弱いですが、
まあまあ頑丈みたいな飯島です。
ご心配、お心遣い、本当にありがとうございます。

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2008年6月25日 (水)

歯が三つもいっぺんに吹っ飛ぶとびっくりする

歯が三つ、一挙に吹き飛んだ。

別にぶん殴られたわけではない。

歯を磨いていたら、
というか、
正確に言うと、
ジェットウォッシャーで、
歯を洗っていたら、
ジェット水流の勢いで、
歯が三つ吹っ飛んだ。

歯が三つも、
吹っ飛ぶなんて目にあうのは、
生まれて初めてだ。

歯の矯正器が入っているので、
歯を磨く前に、
まずジェットウォッシャーで、
矯正器具に挟まったものとかを、
流し飛ばさなくてはならない。

水流を当ててたら、
なんかデカイものが口の中を吹っ飛んだ。

随分デカイ食べかすが挟まっていたものだと思って、
吐き出したら、

歯だった・・・

「歯じゃねえかぁ~っ!!!!」

と、水流を歯に当てたまま、
びっくりしていると、

カン!
カン!

と、音がして、

あと二つ、
歯が口から飛び出してきた・・・・

歯が三つ・・・・

歯が三つ、
洗面台の中に転がっている・・・

すっげえびっくりです。

ま、仮歯なんですけどね。

本当の歯が、
三つ一挙に吹っ飛んだら、
自分が、
ハエ男に変身していくとしか考えられない。
ただごとではない。

矯正していたら、
虫歯治療済みで、
かぶせものしてあったとこが、
ズレてきてしまったので、
作り直さなくてはならなくなった。

で、一挙に作り直しているため、
一挙に仮歯となっているのだが、
それら三つがジェット水流で、
一挙に吹き飛んだのだ。

仮歯だと言っても、
びっくりしやした。

仮歯が吹き飛んだ跡地には、
治療で削ったため、
微妙に貧相な、
治療済み歯が生えてます。

まあ、噛むのはそんなに不自由じゃないんですが、
治療して削ったところが、
自然の歯じゃない尖り方をしてるので、
舌に当たって痛い。

仮歯が三つ吹っ飛んで、
びっくりしている場合ではない。

夜中の三時半から、
ドイツ・トルコ戦だ。

もしかして、
ドイツ、トルコに負けるんじゃねえの?
今回の大会では、それはあり得る。
でもって、決勝は、
トルコ・ロシアになったりして・・・

と思っていたので、

ヨアヒムにお目にかかれるのも、
これで最後かもしれないわけで、
歯の三つくらい吹っ飛んだのを、
気にしている場合ではない。

直にお目にかかるのであれば、
歯が三つ吹っ飛んだことを、
すごく気にするべきだが、
向こうはスイスだし、
こっちは日本のテレビの前だし、
だいたい、ヨアヒムは私の存在を知らないし、
歯が三つ吹っ飛んでようが、
気にしないだろう。
私も気にしない。

いきなりトルコ先制するし、
「これはやはりトルコか」
と、がっかりこいていたら、
シュバインシュタイガーがさっさと入れ返し、
後半、クローゼ・ゴールで勝ち越したかと思ったら、
後半も40分過ぎになって、
ものすごい角度でトルコがゴールしたから、
「トルコなのかやはりこれはトルコなのかトルコなんだな」
と、早合点がっかりしておったら、
ほぼロスタイムにラーム・・・

今日こそは、
飛び上がって喜んでいた、
ヨアヒム・・・

私も、
歯が三つ吹っ飛んだことなど、
すっかり忘れて笑顔でガッツポーズだ!
自分じゃ見えてないから、
歯が三つ吹っ飛んでいようが、
知ったこっちゃねえ!!

もう一度、
ヨアヒムに会えます・・・
だから、
歯が三つ吹っ飛んでも幸せだ・・・

てことで、
夜中の三時半に起床するか、
もしくは、
朝の八時過ぎに就寝するか、
という、
訳の判らない生活時間になっている中、
3on3」(青年座劇場)が、
日本・バーレーン戦と、
スペイン・イタリア戦のあった22日に、
無事初日を迎えることができました。
大雨でしたが、
お越しくださった皆様、
本当にありがとうございました。

そして、
ドイツVSスペインかロシアの勝った方の、
ユーロ2008決勝戦がある、
29日まで、
公演しております。
是非、お越しください。

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2008年6月20日 (金)

火花・・・

久々に、
ドイツのヨアヒム監督のご尊顔を拝せて、
幸せである。

かっこいい・・・

前のW杯の時、
試合中のパフォーマンスが派手なため、
よく画面に登場していた、
クリンスマン前監督の隣にいて、

・・・渋かった・・・

クリンスマン前監督が、
コートとか着て、
ちゃらちゃら飛び跳ねてる隣で、
じっとピッチを見つめるヨアヒムは、
白いシャツにグレーのパンツ、
しかも、シャツIN!

かっこいい・・・

あまりにもかっこいいので、
ドイツ在住世渡に、
「ヨアヒムのことを教えろ!!」
と頼んだ。

「Jogiはドイツでも大人気だ。
ファンサイトを教えてやろう」
と、相変わらず上から目線だが、
こっちは教えてもらってる身なので、
我慢した。

で、Jogi
(って、世渡は言うが、
ドイツ語発音しやがるので、
私はきちんと発音できないが、
ヨギでいいと思う)
のファンサイトに行ってみたら、

・・・ドイツ語じゃん・・・

ドイツ語は、

ありがとう。
私はあなたを愛してます。
私はドイツ人です。
サッカーを観たいです。
煙草。
スタジアムはどこですか。
チケットはありますか。
マッチ。
もっと安い席はありますか。
助けて。

・・・くらいしか知らん。

さっぱり読めねえ。

あれから2年。
代表監督となったヨアヒムを観られた。

パンツは黒だが、
シャツは白!
相変わらず、
ノーネクタイで、
シャツ、IN!!!

今回は監督なので、
映る映る。
アップで映る。
顔が欠けたりしない。
メインだから。

初戦でドイツが先制すると、
ヨアヒム、
片手で小さくガッツポーズ。
シャツ、IN。

かっこ良過ぎる・・・

ドイツが勝利すると、
スタッフと握手を交わす時に、
ようやく笑顔を見せてくださった・・・
ヨアヒム監督・・・・
シャツ、IN・・・

鼻血が出そうにかっこいい・・・

2戦目じゃ、
クロアチアに負け、
続く、
負けられないオーストリア戦では、
なんと、
監督退席になってしまったではないか!
退席になっては、
ヨアヒムの顔を見られない・・・

が、
一緒に退席になっちゃったオーストリアの監督に、
握手を求めに行く、ヨアヒム。
紳士だ・・・
そして、
やっぱ、シャツ、IN・・・

あ、黒いジャケット持ってる。
一応ジャケットは持ってたのか。
で、シャツ、IN。

これでドイツが消えるかもしれない、
ポルトガル戦は、
ヨアヒムはベンチ入り禁止だ!!

負けたら、
もう、ヨアヒムの顔は見られない。
しかも、
監督解任な噂さえ出ている。

ヨアヒムの顔を、
私がもうしばらく見続けるためだけに、
頑張ってくれ、ドイツ。

ベンチに入れないヨアヒムは、
気温か湿度かのせいで
曇ったガラスの向こうに座ってる。
でもって、
ベンチじゃないと思って、
油断して、
煙草に火をつけてるところが映っちゃった。

ヨアヒム、煙草吸うんだあ・・・

新たなヨアヒム情報が得られて、
私は嬉しい。
サッカー的には何の意味もないが。

ドイツがポルトガルに勝利したので、
またヨアヒムに会える・・・

今、もうPCの壁紙も、
スクリーンセーバーも、
ヨアヒム一色。

ヨアヒムのおかげで人生楽しい。

ヨアヒムと私には、
何の関係性もないけどさ。

ヨアヒムはいいが、
炊飯器は駄目だ。

プラグの根元の接触が悪くて、
電源が入らなくなったわけだが、
さいごのあがきで、
もう一回トライしてみた。

プラグの根元を微妙に調節してみる。

と、

火花が散った・・・

ショートしやがった・・・

慌ててコンセントから引っこ抜いて、
見てみたら、
コードのビニールが溶けて、
銅線が露出してる上に、
銅線、完全に溶けちぎれている。

あきらかにすげえ危険。

ていうか、
素手で、
このプラグを、
コンセントにさした時点で、
物凄く危険であった。

これではもうトライすることさえできない。

さ、土鍋で米炊くぞ。

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2008年6月 8日 (日)

猫の前にネズミが・・・

季節の風物詩、
片頭痛がちょくちょく出て、
まことに鬱陶しい。

気圧とか、
気温とかの関係で、
血管が縮小拡大すると、
片頭痛が出る。

ここのところ、
梅雨前線だの、
台風だの、
熱帯性低気圧だの、
温帯性低気圧だの、
台風と梅雨前線に刺激された爆弾低気圧とかくるし、
3月並みの寒さの日の翌日が、
真夏日になったりするので、
血管、縮小拡大し放題。
片頭痛、出放題だ。

片頭痛が出ると、
頭が金属バットで殴られたように痛い上に、
・・・って、
金属バットで頭を殴られたことはないので、
このたとえが正しいかどうかはさだかではないが、
そんな気がするほど痛い上に、
吐き気までもする。

ヨレヨレくんです。

今朝、起きたら、
いきなり片頭痛だ!!

楽日なので、劇場に行こうとするが、
起きた途端に、
もうすでに、吐きます。
打ち上げもまだで、酒も飲んでないのに、
しかも胃の中空だってのに、
吐きそうっす。

遅刻確定で、歩いてたら、
道端に猫が座っている。

猫がネズミを前にして座っている。

ネズミはくたっと横たわっている。
すでにあの世におられるのだろう。

「おー!
ネズミを獲った猫ってマジで初めて見た。
猫って、本当にネズミ獲るんだ~!」

と思って感動。

でも、猫、食べようとはしてない。
ネズミを前にしておとなしく座っている。

なぜだ。
誰かがお預けと言ったまま去ってしまったか。
猫はあんま命令に従わないというが、
すっごい律儀な猫なのか。
ていうか、
この猫は野良猫と思われるので、
誰かの命令に従う義理はなさそうだ。

じゃあ、何だ?
ネズミを獲ったのを褒めてもらいたいのか。
獲物自慢のために展示ご披露してるのか。

とりあえず、
「ネズミ獲って、偉いねえ」
と言ってみた。

猫は私の顔を見た。

自慢げだ。

気のせいだと思うけど。

女子高生の二人連れが通りかかる。
猫の前のネズミを見て、
いきなり悲鳴をあげる。

「ネズミ~!!」

そりゃ、見れば判るってば。

猫、不満そうだ。
気のせいかもしれないけど。

猫、私の顔を見る。

「ネズミ獲って偉いねえ」

満足気だ。
気のせいかも知らんがな。

また人が通りかかる。
猫、ぱっと通りかかった人を見る。
通り掛りの人、リアクションなく通り過ぎる。

猫、また私の顔を見る。

「ネズミ獲って、偉いねえ」
と言ってみる。
猫、満足げ。
私の思い込みだけど。

また人が通り掛かる。
猫、さっとその人を見る。

やっぱ、なんか、どうにも、
道行く人に、
ネズミを捕獲したことを、
褒めて欲しくて、
ネズミを前にして座っているように思える。

食わねえのか。
食うより、褒めて欲しいのか。
食欲より名誉か。

「猫的にすごくかっこいい~」
と、褒めて、
その場を去る。

ほんとに褒めて欲しかったのかどうかは不明だが、
猫の本心を確認してる場合ではない。
こちとら遅刻中だ。

電車に乗ってて気づいた。
あのネズミ、
ほとんど出血がなかった。
もしかしたら、
殺鼠剤かなんかで、
弱ってたか、
すでに亡くなってたネズミを、
拾ったのかも知れん。
だから、食わないでいた可能性がある。

別にネズミ捕獲を自慢したかった訳じゃなくて、

「このネズミ、
弱ってたんすけど、
食ってもいいすか?
生で食わない方がいいすか?
食いたいんすけど、
どうしたらいいすか?」

と、困った猫が、
道行く人に、
教えを乞うておったのかもしれん。

だとしたら、
「偉いねえ」と褒めても意味がない。

とんだ見当違いな言葉を掛けてしまった。

「殺鼠剤ネズミだとしたら、
生では食わない方がいいと思います」

と言うべきであった。

猫の言いたいことは、さっぱり判らない。

劇場に行ったが、
治りそうだった片頭痛が、
再び出てきたので、
芝居終わって、
一旦、家帰ることにする。

帰ると、
スイス・チェコ戦を再放送している。

考えてみると、
昨夜は、
結果的に、
午後からの12時間のうちに、
サッカーを4試合見ていた。
日産の親善試合で、
久々にダーヴィッツ選手を見てから、
芝居を観に行き、
帰ってきたら、
オマーン戦が始まったとこで、
遠藤選手の、
相手チームにいたら、
世界一むかつくPKを見ているうちに、
スイス・チェコ戦が始まって、
チェコが勝ってるうちに、
ポルトガル・トルコ戦が始まってて、
終わったら朝の6時だった。

これでは片頭痛も出る。
原因、サッカーの観すぎ。

反省しつつ、
ポルトガル・トルコ戦の再放送をつけながら、
鎮痛剤飲んで寝る。

・・・テレビを消してはどうか、私。

起きたら、頭痛は多少軽減していて、
腹も減っていた。

炊飯器に米をセットして、
炊き上がるまで、
また寝た。

起きた・・・

かなり腹が減っている。

炊飯器を見に行くと、

・・・電源が切れている・・・・

炊飯途中で、
電源が切れている・・・・

プラグの根元の接触が悪くて
死にかけの炊飯器ではあったが、
電源が入ってしまえば、
とりあえず炊けた。

が、ついに・・・・

炊飯途中で電源が切れた・・・・

これは、始末が悪い。

米といだところで、
炊飯器使えないのが判明したら、
これはもう土鍋で炊く。

が、
三合の米が謎の時点で、
炊飯中断。

どこまで炊いてあるのか、
どっから炊いたらいいのか、
さっぱり判らない。

この米と飯の中間のものは、
はじめチョロチョロなのか、
中ぱっぱなのか、
赤子泣いても蓋取るななのか、
どの状況なのか判らない。

仮死状態の炊飯器を前にして、
私も仮死状態。

三合の米を無駄にするわけにはいかないが、
どれくらいどう火を入れたらいいのか。
判断不能。

・・・どうすればいいのだ・・・・

炊飯器フリーズ。
私もフリーズ。

横たわるネズミを前にして、
なすすべがない猫と一緒。

今朝の猫は、やっぱ、
「このネズミ、どう食ったらいいすか?」
の表情だったと、
今、確信する。

「猫!そのネズミ、食うな!!」

遅いけど。
今朝は、自慢してる顔に見えたけど。

私は、
三合の米を諦める訳にはいかないので、
次善の策を検討する。

仮死状態の炊飯器の蓋を開ける。
これで、赤子泣いても蓋取るな時期だったら、
即アウト。

見てみると、
米よりはかなり飯に近い。
ぱっと見、水もあまりない。

中ぱっぱの最後くらいか、
赤子泣いても蓋取るなか、
どっちかだろう。
蓋取っちゃったけど。

その米と飯の中間物質を、
一粒食ってみる。

かなり飯よりだが、
微妙に芯がある。

これは、もうちょっと炊くべきかもしれない・・・

が、これ全部土鍋に移して、
ちょっとだけ炊くってのは、
面倒なので、
このまま蒸らすに任せるという選択。

蒸らすに任せながら、
ジャパネットたかたとか、
ヤマダ電気だとかのちらしを見てみる。
炊飯ジャー、
大特価、
23800円~!?
大特価でか!?
32000円!?
59800円!?
炊飯器ってそんな高いのか!?
下手すると、
一番安い17型か20型の、
液晶ハイビジョンテレビが買えちゃうよ?

そんな金はない。

この蒸らし中ご飯を、
冷凍保存して、
食べ終わったら、
土鍋で炊くことにします。

蒸らすに任せたご飯を味見してみると、
一応飯になっている。

やったー!!

食ってみる。
充分飯だ。
食える食える。
これでしばらく食いつなぐ。

土鍋でご飯炊くのは、
炊飯器よりは面倒だが、
おこげができる確率高いし、
ガスの方が火力強いから、
おいしいご飯になるしね。
と自分に言い聞かせる。

・・・あ、最近の炊飯ジャーは、
ナントカ釜だの、
火力圧力強力炊飯だかで、
直火炊き並みに美味しいのか・・・
だから、値段も高いのか・・・

あと、冷蔵庫と洗濯機も、
風前のともしびなので、
すげえ心配。
冷蔵庫と洗濯機は、
代用がほぼ効かない。
洗濯物全部手洗い手絞りはお断りだ!
コインランドリーも高いし!
これから夏になるのに、
冷蔵庫ないってのも、
生活できないし!

頭痛いです・・・・

★メールくださった皆様、ありがとうございます♪

もう一月以上も何も書いてなかったというのに、
書いた途端にメール下さった、
ほんとありがたい方々がいらっしゃいました・・・感涙・・・

「えみりん」様
ご無沙汰しておりました。
更新したら、瞬時のうちにメールくださって、
びっくりしました。
すっごく嬉しかったです。
お忙しい時に、無駄に長くてほんとすみません。
メール、ありがとうございます。

いつもメールくださる「北脇」様
お久しぶりでございます。
体調は、片頭痛と膀胱炎以外は、ほぼ快調です。
確かにどっちも寒暖の差が激しいと出てくる症状です。
本当にご心配ありがとうございます。
お母様、
糠漬け毎日かき混ぜていらしゃるというだけで、
偉いと思います。
私の糠漬けは、食べるのは私だけなので、
多少どうにかなっても、自己責任ですが。
お母様にもよろしくお伝えくださいませ。
北脇さんのメール、ほんと楽しみにしてます。
ありがとうございました!!

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2008年4月12日 (土)

えふまりの!

稽古初日だったが、
稽古開始が夕方ということになったので、

引きこもりから脱出して、

日産スタジアムに、

マリノス・レイソル戦を観に行ったぞぉ~!!!!!

5歳甥連れ。

弟が、

「オバちゃんとサッカーを観に行くんだよ」

と5歳甥に言ったら、

「じゃあ・・・もしかしたら、
うんがむいたら、
かきごおりを、
かってもらえるかもしれないですね」

てのが、
5歳甥のコメント第一声だったという。

去年、三ツ沢に横浜・大分戦を観に行った時、
あまりに暑かったので、
カキ氷を買ってやったら、
当時4歳甥は、
何しろとにかく、
後半45分は、カキ氷に夢中だった。

一年前のことなのに、
よく覚えている。

そして、

サッカー観戦=カキ氷

という、思考回路が出来上がっている。

ていうか、
サッカー観戦に関して5歳甥の脳内は、

サッカー観戦<カキ氷

だ。

5歳甥には、
サッカーはむしろ、
どーでもいい。

なにしろとにかく、

カキ氷!!!

だ。

普段は、ママが、
すっごく気を遣って、
手作りで、添加物なし、
有機野菜&果物だのを使った、
手作りお菓子をおやつにしているので、

着色料&糖分のみ!!!
(あと水を凍らせたもの)

という、カキ氷を食ったのは、
生まれて初めてだったようだ。

ママは5歳甥の健康に、
ものすごく気を遣っているってのに、
オバの軽率行動で台無しだ。

新横から、日産まで、
私がひとりで普通に歩いたら、
大体10分で着くが、
5歳甥連れだと、
少なくとも30分は掛かると思え、だ。

なにせ5歳だから、
どーでもいいものに、
いちいち引っかかる。

あんまりおいしそうでもないラーメン屋さんに限ってある、
ていうか、最近はあまり見かけない、
店の入り口のとこにある、
上にデカいラーメンの丼フィギュアが乗ってる看板とかに、
引っかかる。

すごく面白いらしい。

そこでおよそ5分はラーメン看板を見学する。

ごく普通のオフィスビルのエントランスに、
真っ白い石が敷いてあったりするのに、引っかかる。

「しろいいしがありますよ!!!
こんなに、しろいいしがありますよ!!!
ぜんぶ、まっしろいいしですよ!!!!」

たいそう、感動している模様。

オバは一応大人なので、
白い石が、
人為的に意図的に敷かれたものだと知ってるので、
全然、不思議ではないが、
普段、公園とかで、
すごく石ころ的な石の中から、
白っぽい石が見つかると、
宝物的「きれいなめずらしいいし」として、
保存してたりする5歳甥としては、
真っ白な石が、敷きつめられているのは、
奇跡的な光景に見えるらしい。

やはり5分くらい、
奇跡の白い石に引っかかる。

ようやくスタジアムが見えてきた。

だが、ここからも難関がある。

スタジアムは、
大概、公園的なものに囲まれている。

今日は、入ったところがまずかった。
すぐそこに、噴水がある。

5歳甥には、
目の前のスタジアムが、まったく目に入ってない。
噴水あるのみ、だ。

5歳甥、噴水に突進。

「おさかながつれますか?
おさかながつれますか?
おさかながつれますよね?」

お魚は釣れません。
なぜなら、
噴水には、
お魚は、
住んでないからです。

「おさかながつれますよね?
おさかなをつってくださいよ」

「お魚はいないんだよ」
と説明しても、

「おさかなは、
おみずがあるところにすんでいるんですよ。
だって、
おみずのなかには、
ぷらんくとんがいるんですから、
だから、
ぷらんくとんをたべるので、
おさかなが、ぷらんくとんをたべるので、
おさかなが、すんでいるんですよ」

いや、
プランクトンはいるかもだが、
噴水に、お魚は住んでいません。

しかし、5歳甥は譲らない。

「おさかなは、
おみずがないところでは、
いきていないんですよ。
ここには、おみずがあるので、
おさかなが、すんでいるんですよ。
だって、おみずがあるんですから!!!」

確かに水がないと、
お魚は生きられないが、
この場合は、
逆もまた真なりじゃないんだが。

「だって、水道は水が出るけど、
蛇口からお魚は出てこないでしょ?」

と、オバは主張してみたが、

「すいどうから、
おさかながでるわけがないじゃないですか。
だって、すいどうなんですよ?
すいどうに、
おさかながすんでいるわけがないですよ」

と、オバのことを馬鹿だと思いやがる。

水道も噴水も、
システム的に、
お魚が住めないということでは、
同じなはずなのだが、
それを理解しようとしない。

とにかく5歳なので、
論点がズレようが、
どこが論点であろうが、
そもそも論点という概念がないので、
そんなものは、まったく気にしない。
5歳甥と、議論をするのは、
非常に困難である。

スタジアムを目の前にして、
噴水に、10分ほど引っかかる。

ようやくスタジアムに入れる。

5歳甥は、
周囲を埋め尽くす、
トリコロールカラーのサポーターの皆さんに、
目を奪われている。

去年、三ツ沢に行った時は、
メインスタンドに入ったので、
サポーターの皆さんは、
ちょっと遠くにいたが、
今日は、マリノスゴール裏で、
周囲は、マリノス一色だ。

「はたですよ!
はたをふっていますよ!
おおきいはた、ですよ!!
あのひとたちは、
なぜ、はたをふっているんでしょうか!?」

マリノスを応援してるんだってば。

「まりのすさんを、おうえんしているんですよ!!
はたをふって、
まりのすさんを、おうえんしているんですよ!!
ところで、
まりのすさんは、
どこにいるんですか?」

あいにく、選手入場前で、
ピッチには、誰もいない。

「あ、いました!!
あの、どなるどだっくが、
まりのすさん、ですよ!!!」

そこには、
マリノス君&マリノスケの姿があった。

そもそも、
マリノス君は、ドナルドではないし、
さらに言うなら、
マリノス君は、カモメであって、
あひるではない。

まあいいや、
もう面倒くせえ。

ようやく、キックオフになった。
オバは、すでにへとへとです。

でも、5歳甥は、
ますますどんどんひたすら元気だ。
サポーターの皆さんが、
本格的に応援を始めたからだ。

5歳甥も、
さっそく、
マリノスサポーターの皆さんの真似をして、

「えふまりの!えふまりの!
えふまりの!えふまりの!」

と叫びながら、
飛び跳ねている。

マリノスの「ス」が足りないが、
それについては、どうか。

5歳甥は、そんなことは、
さっぱり気にしてない。

「ぱぱも、
おばちゃんも、
まりのすさんをおうえんしてくださいよ」

パパもオバも、
オッサン&オバサンだし、
できることなら、
試合を見ることに集中したいのだが、
5歳甥が一緒の場合、
そんな贅沢は言ってられない。

仕方がないので、
「Fマリノス!」
と叫びつつ、飛び跳ねる。

5歳甥はテンションが上がりきって、
「えふまりの!えふまりの!」
と叫びながら、
飛び跳ねる上に、
くるくる回って、勝手に踊り始めた。

なぜいきなり、
そんなにマリノスファンなのだ、5歳甥。

前半14分、ロニーのゴール!

周囲の人々が、雄叫びをあげる。
パパとオバも、腕を振り上げて、雄叫んでいる。
これは、パパもオバも本気。

去年の三ツ沢観戦の時は、
キングのゴールに、
いきなり、雄叫んで立ち上がったパパとオバを、
知らない人を見るような驚愕の目で見ていた当時4歳甥だが、
今日の5歳甥は、一緒に、雄叫んで、
両手を振り上げて、
またも意味なく、くるくる回っている。
気が違ったように楽しそうだ。
良かったな、5歳甥。

「まりのすさんが!!
まりのすさんが!!」

そうだよ、
マリノスさんが、一点だよ。
よかったね。

「まりのすさんが、
はたをふっています!!」

見ると、
マリノス君が、
マリノスのゴールを祝して、
旗を振っている。
5歳甥には、
ゴールは関係なくて、
マリノス君が旗を振っていることが、
非常に嬉しい出来事なのだった。

「おばちゃんは、
まりのすさんは、にんげんだとおもいますか?」

マリノス自体は、
サッカーチームなので、
人間の集団だが、
マリノス君について述べるのだとしたら、
あれは、カモメです。

「マリノス君は、
人間じゃなくて、カモメなんだよ」

と、オバが教えてやったら、
5歳甥は、勝ち誇ったように、言い放った。

「ちがいますよ。
おしえてあげましょう。
あのなかには、
じつは、
にんげんが、はいっているんですよ。
おばちゃんも、
おぼえておいたほうがいいですよ。
あのなかには、
じつは、にんげんがはいっているんですからね!」

はい、
よく覚えておきます・・・

2-0マリノス勝利で、
試合は終わったが、
日産スタジアムから、新横の駅まで行くのに、
「えふまりの!えふまりの!」
と叫びながら、
飛び跳ねながら、
くるくる回りながら、
踊りながら、
歩く5歳甥と一緒なので、
またも訳が判らないくらい時間が掛かった。

稽古開始時間、ギリギリで稽古場に滑り込む。

もう、へとへとです。

しかも、稽古初日なので、
読み合せがあります。
いつものことながら、
緊張して、
胃から心臓から肝臓から腎臓くらいまで、
吐きそうになります。

稽古初日に、
5歳甥と一緒に、
サッカーを観に行くべきではない・・・

ということが、判った。

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2008年4月11日 (金)

頭の自由がきかない・・・

時間の感覚が崩壊いたしまして、
一日の区切りがなくなりまして、
一日って何時間だったっけ状態に陥りまして、
少なくとも100時間以上一日が続いてまして・・・

ホンを直してまして、

で、確か本打ちの時に、

「直しに一日もらえますか」

と言った覚えがあるのだが、
それ以降、時間の感覚が崩壊。

脳がね、
脳のね、
どこにあるのか知らんけど、
「ホンを直すぞ」の機能がね、

「このプログラムは応答していません。今すぐ終了しますか?」

が、
出っぱなし!

(応答なし)

状態っぱなし!

作業量的には、
一日あれば、
確実に直せる分量なのは、
間違いないんですけど、

問題は、

自分が書いたものを、
自分が読んで、
まったく面白くない・・・・

ということです。

いや、もう、
ほんと、クソ面白くもない。
自分が書いたにもかかわらず。
あまりにも面白くなくて、
どこをどう直したらいいのか、
見当もつかない。
頭がゴロとも動かない。
ていうか、頭、相変わらず反応なし。
脳細胞が反応したくないほど、
自分の書いたものが面白くない。

これは、あっちゃならない。

自分が読んで、面白くないものを、
ほかの人が読んで、面白いと思うことは、
絶対にあり得ない。

自分だけは、すげえ面白いと思うけど、
自分以外の誰一人として、まったく面白いとは思わない。
ということは、往々にして、ある。

てことは、

自分でさえも、さっぱり面白くない、
ということは、

この世で面白いと思う人が、
ひとりとして存在しない、

ということだ。

そんなもんは、
即却下だ。

「キャリー」をキングが書いてた時、
「これはどーにもこーにもモノにならない」
と書いた本人が思って、
ほっぱっておいただか、
ゴミ箱に捨てただかしたのを、
奥さんが拾って読んで、
「これは面白いと思います」
と断言して、
激励して書き上げさせたら、
「キャリー」はすげえ売れちゃった・・・

という有名な逸話があるが、

それは、
キングだから起こることであって、
私には起こりえない。

私の場合、
自分が読んで面白くないものは、
圧倒的に、客観的にも、全然駄目なので、
どーにかして面白くしなくてはならない。

それにしても、
自分が書いた、
自分で読んでも面白くないものを、
自分で読み返しながら、
自分で書き直す。

のは、もう吐きそうっす。

頑張って、
じみじみじみじみ、
微妙に書き直し続けますが、
それでも、やっぱ面白くないので、
尻尾の先まで嫌になって、
しまいにゃ、胃から十二指腸くらいまで、
口から出そうになるっす。

頭はフリーズしきってるのだが、
それを何とか回そう回そうとして必死なので、
ストレスかかって、
頭かゆくなるし。

死ぬほど頭がかゆい。

一応言っとくけど、
風呂入ってないわけじゃないです。
ちゃんと髪の毛洗ってます。
頭かゆくなると、
今以上に、
さらに何も手につかなくなるので、
何をおいても、
髪の毛洗います。

でも、髪洗って、
二時間くらいすると、
すぐまたかゆくなる~!!
頭の中は、止まってるのに、
頭皮はなんかぴりぴりするんだぁぁぁぁ~!!

イライラするぞ~!!!

頭の中フリーズで、
頭皮はかゆくて、
しかも、
一日がいっこうに終わらない間に、
なんか4回くらい、
マンチェスター・ユナイテッドの試合が、
テレビで流れていたような気がする。

さすがに、
マンチェスターも、
一日に4回も試合はしないので、
世界基準で言うと、
少なくとも4日以上は経ってるはずです。

テレビの音消して、
ヘッドホンで音楽聴きながら、
作業している。
テレビは一体何のためにつけているのだ。
環境と資源のために消しとけ、だ。

ヘッドホンからは、
なんでか、
ワーグナーが無限にリピートされていて、
二時間に一回くらい、
ワルキューレの騎行が、
流れてきて、
もはや、
地獄の黙示録を撮ってる時のコッポラな気分。

てか、
あれ撮ってた時のコッポラよりは、
全然マシな状態だと、
地味に自分を元気づけてますっていう、
かなり後ろ向きな気分。

で、何十回目か判らないけど、
ワルキューレの騎行が流れている時に、
ふとテレビを見たら、
クリスチアーノ・ロナウドが、
いきなり飛び出してきて、
ゴールに突っ込んでいた。

ものすごく、
ワルキューレの騎行にあってる映像だったもんだから、
ちょっと愉快な気持ちになる。

だって、
クリスチアーノ・ロナウドって、
どうにもこうにも、
エリマキトカゲに似ていると私は思うのだが、

その、
エリマキトカゲくんが、
恐ろしく真剣な顔で、
飛び込んできて、

ただ、
ボールがネットに入ったってだけだってのに、
エリマキトカゲくんは、
めちゃめちゃ喜んで、
飛び跳ねたり、寝転んだりして、
さらに、いい大人たちが、
はしゃいでるエリマキトカゲくんに、
抱きついたりなんかしてるんだよ?

しかも、BGMは、
ワルキューレの騎行。

こいつら馬鹿です!
と思わずにはいられない。

と、
その途端、
脳のどっかのスイッチが入った。

今目の前にある、
恐ろしくつまらない自分のホンの、
どこをどーして、
誰がどーなれば、
面白いのかが、
おぼろげながら判った気がした。

・・・気のせいかもしれない。

気のせいかもしれないが、
気の迷いが覚めるまで、
気のせいのままでやってみるしか、
今は方法がない。

1時間くらいすると、
気の迷いか気のせいの場合、
「やっぱ、駄目じゃん」
と、失速するに決まってる。

が、1時間しても、失速しなかった。

ラッキー!
なんか間違ってるかもしれないが、
とりあえず、この流れに乗っとけ!

完全フリーズしていた脳が、
なんとか稼働し始めた!

CPU稼働率100%!

って、感じじゃないのね~。

なんかね、
歯車がね、
ギシギシ言いながら、
必死で、いつもの五倍くらいの早さで、
回ろうとしてる感じ。

すげえアナログ。

しかも、
頭の中の歯車は、
金属疲労おこしてる感、濃厚なので、
負荷掛けすぎると、
壊れたり、吹っ飛んだりしそだ。

あっちこっちで、
ギリギリ軋んでたり、
パキとかいうひび入った音したり、
火花散ってたりする感じ。
煙も出てる感じ。

コンディション的には、
全然絶好調じじゃない。
青息吐息に近い。

でも、気にならない。

吹っ飛ぶ歯車だの、
壊れる脳細胞だのが、
二、三個あっても、
別にいいやって感じ。

頭の中で、
登場人物の皆さんが、
動いて、喋ってくれるし。
それを書いていけばいいだけの話。

作業してる最中に、
違う場面の台詞のアイデアが、
いきなり浮かんだりもする。
三つくらいいっぺんに浮かんだりする。
そのうち二つは忘れたりする。
メモしてる時間がないから。
てか、メモしてる手がないから。

でも、忘れるアイデアは、
その程度のものでしかなかったわけで、
実際、そこの作業をする時に、
さらに面白いアイデアが浮かべば、
そっちにすればいいだけの話じゃん。

死んでいく脳細胞も、
切れる脳神経も、
吹っ飛ぶ歯車も、
忘れるアイデアも、
多分、寿命だったと思われ、
そんなものは、壊れておけ!
というすげえ鷹揚な気分。

夜中の二時過ぎ頃、
ようやく頭が回り始めて、
朝にはあがった・・・・

ふぅ・・・

送る。

で、そのあとやることは、

寝る。

その日のうちに、
本打ちをすることになるので、
何とか寝ておかなくてはならない。

鈴木と本打ちするのに、
寝ないで行くのは、自殺行為だ。

が、今度は寝られない。

目は疲れてるし、
体はへとへとなのに、
頭が止まらない。

ぶんぶん回ってる感じ。

頭が回ってるなら、
他の仕事でもしろよ、なんだが、
そこまではきちんと動いてない。
あきらかに、ぼーっとしているのに、
無意味に空ぶかしに回ってるだけで、
使いものになる動き方じゃない。

煙だして、しゅうしゅういいながら、
無駄に無目的に、頭が回ってる。

ようやく動き出したと思ったら、
急には止まらないらしい。

一応横になって目をつぶってみるが、
目をつぶったまぶたの裏で、
なんか星がチカチカしてるぞ~!!

横になりながら、
見るともなしに、メジャーリーグとか眺めて、
眠くなるのを待っていたら、
野球が三試合くらい終わってしまった・・・

・・・福留快調、偶然だぞ・・・・

睡眠取らないまま、
打ち合わせ時間になる・・・

だから、
それは自殺行為なんだってば~!

せめて、打ち合わせの途中で、
いきなりバッテリーが切れて、
また頭がフリーズ状態に陥らないように祈るのみだ。

いっつも思うんだけど、
なんで最初から、
この早さで頭動かないかなあ。
でもって、止めたい時には止まらないかなあ。

自分の頭なのに、
自由にならない・・・

|

2008年2月23日 (土)

覚悟して待っとれや!!

打ち合わせが、
またも日本代表戦と重なった・・・

しかも、今回は、
東アジア選手権優勝が掛かった、
韓国戦だ!!

仕方ないので、
録画予約して家を出た。

とにかく、
まず、
「どーゆー芝居を作りますか」
ってとこから話しているので、
この前も書いたけど、
話の9割は無駄話。

ここのとこ、
同じ喫茶店で打ち合わせしてるが、
大体、6時間くらいいる。

でもって、
「ウェディング・シンガー」の稽古場では、
あんまり煙草吸わないでいたので、
煙草の本数減ってたが、
打ち合わせだとものすごく増える・・・

途中で、
灰皿の交換に来てくれた、
喫茶店の人が、
「こんなに吸ったら、
肺がんになっちゃいますよ」
と、注意して下さった。

・・・判ってます・・・

が、ただじゃ、煙草吸いすぎないぞ!!

ようやく、
芝居の核が何とか見えるところまで、
こぎつけました!!!!

ここまでできたら、
勝ったも同然。
あとは、書くだけ。

・・・いや、今の気分は、ね。

これから、また、
「負けたも同然だ・・・」
と、思う日々がやってくるのは、
百も承知だが、
今だけは、
「勝ったも同然」
と思わせておいてくれ。

何に勝ったのか、
何が同然なのか、
全然判らないけどね。

とりあえず一歩前進。
何もないより、
はるかにマシ。

だから、
勝ったも同然!!

これから膨らませばいいだけ!!

・・・・だから、
どうやって、
何をどう膨らませるのかで、
また唸るんだけど。

知ってるんだけど、

0と1とは、全然違うしな!!

と、
自分で自分を励ましてみる。

で、
深夜一時の閉店までいなくてすんで、
帰宅だ!!

もうね、
今日こそは、
完全に、外部の情報を遮断して、
家に帰った途端に、
テレビのスポーツニュースとか見てしまわないように気をつけて、
録画してある日韓戦をつける。

白紙の状態で見られる!!

やった!!
計算通りだ!!

・・・・・が、

前半14分、
韓国ゴールだ・・・・

いいゴールだ・・・・

ナイスなミドルシュートでした・・・

とにかく、日本、2点入れろ!!!!

せめて、
前半のうちに1点入れろ!!!!!

と、叫んでいたら、
父と母がやってきた。

甥が入院してるので、
父母が、見舞い兼付き添いで、
土日は病院行く。

その父母が、
電車なくなって、帰れなくなったし、
明日も病院に行くので、
泊めてくれと、
やってきた。

私は、平日の担当。

「で、甥はどう?」
と訊こうとした途端、
後半が始まった。

いや、録画だからね。
止めればいいんだけど、
父も、またこれが、
サッカー野郎で、
いきなり、
「1点ビハインド!?
何やってるんだ!?」
と、一声怒鳴ったと思ったら、
画面に釘づけだ。

「なんで、今のが日本のファウルだ!!
審判どこの組だ!?」

と、深夜にも関わらず、
怒鳴りまくっている。
で、組じゃないです。
国のことだと思います。

「中国です」
と答える。

父「中国の審判なんか駄目だっ!!!
  なんで、他の組じゃないんだっ!?!?」
私「いや、でも、この場合、
  優勝と関係ないのは、中国だけだし、
  副審一人、オーストラリアかどっかだし・・・」
父「なんで中国なんだ!?」

いや、だから、
説明したのに、
聞いてないし。
しかも、
まだ、組ってゆってるし。

サッカーに、
さっぱり興味ない母は、

「怒るなら、見なきゃいいのに」

と、当たり前過ぎることを正当に言ってる。

・・・・判ってます。

判っていながら、
怒鳴っている、
初老の父と、
オバサンな娘。
馬鹿の塊です。

「そんなとこで、ボール取られてるんじゃない!!」
「裏を取れ!! サイドを換えろ!!」
「何やってる!! 押し上げろ!!」
「ていうか、走れ!!」

えらい騒ぎだ。

「・・・怒るなら、見なきゃいいのに・・・」

いつもは一番声がデカイ母が、
再び、小声でつぶやいたが、
無視だ!!!

そして、後半20分過ぎ!!
勢いに乗ってる山瀬が、
いいミドルを叩き込んだ~!!

「うおおおおおおおぉぉぉぉ~!!!」

初老の地味~な爺ぃと、
中年の地味~なオバサンの叫び声が、
深夜の住宅街に響き渡る。

気持ち悪い。

すでにうたた寝していた母が、
びっくりして飛びおきる。

「勝ったの?勝ったの?」

・・・引き分けました・・・

ふぅ・・・・

で、ようやく4歳甥の状況を聞くことができました。

熱や炎症はまだあるけど、
かなりよくなってきているみたいです。
べらべら喋ってるみたいです。

が、まだあんまり食べられないようです。

で、

よりにもよって、

「パスタが食べたい」

とぬかしておるらしい。

・・・・・・・・・・・・

パスタだとぉ!?

オバが4歳の時は、
「パスタ」
なんて言葉知らなかったぞ。

知ってるのは、
スパゲティと、
あと、マカロニだけだったぞ。

で、
それらを総称したパスタって言葉は、
知らなかったぞ。

私の母なんか、
アルデンテってものを知らんから、
いつも、スパゲティ茹で過ぎてたぞ。

私も、
さすがに母のスパゲティは、
いつも茹で過ぎだと思ってたぞ。

「これはスパゲティじゃねえ。
うどんだ。
フォークじゃなくて、箸をくれ」

と思ってたぞ。

そんな煮込みうどんみたいなスパゲティが、
お袋の味だぞ。

「パスタが食べたい」だとぉ!?

ふざけんじゃねえぞ!!

よくそこまで元気になった。
オバは、ちょっと涙が出た。

「オバちゃんは来ないの?」

と聞いてくれたらしい。

「オバちゃんは、今日はお仕事だって」

と母が答えると、

「なんでオバちゃんが、お仕事なんかしてるんですか?」

と質問されたらしい。

大人だからだよっ!!!!!

「オバちゃんなのに、お仕事なんかできるんですか?」

と、心配してくれたらしい。

・・・うん、お仕事はね、
・・・あんまりできない方だよ・・・

余計なお世話だっ!!!
放っとけやっ!!!

・・・・よく憎まれ口を叩けるくらい元気になってくれた。

オバちゃんは、
さらに涙目になっちゃったぞ。

週明けには、
オバが行ってやるから、
首を洗って、
待っとれや!!!
まもなく5歳の4歳甥!!

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2007年12月13日 (木)

白いイタリアの日

電車に乗ってたら、
新宿から、
イタリア人の団体さんが乗ってきた。

見た目でイタリア人と判ったんじゃなくて、
見た途端に、明らかに、
「ミランのサポーター」
の外国人の団体さんなので、
これは・・・
どう考えてもイタリア人の皆々様だろう・・・
と思ったのだ。

ミランのユニフォームに、
ミランの帽子に、
ミランのマフラーに、
ミランの手袋に、
ミランの靴下に、
ミランのリュックを背負ったり、
ミランのショルダーバッグを肩にかけてたりする。
さらに、腰にはミランのフラッグを巻いている!!!

頭のてっぺんから、
足の先まで、
全部ミラン!!

本物の生きてイタリア語を喋ってるイタリア人のミランのサポーターだ!!

しかも、だ。
全員、白がベースなんですよ。
赤じゃないんですよ!!

ユニフォームも、
ジャージの上着とかも、
フラッグまでも、わざわざ白地のを腰に巻いている。
さすがに、
帽子とかマフラーは、赤黒だけど。

レッズ・サポーターは、
当然赤に決まってるし、
ロッソ・ネロで、
ディアボロだから、
レッズと丸かぶりだ。
まあ、ミランの方が、
100年先だけど。
だが、このミラン・サポーターの皆さんは、
レッズに譲っている・・・

・・・礼儀正しい・・・

ていうか、
今日はミラン、
アウェイ・ユニフォームだから、
白なのかも。
まあ、理由は両方ありで、
今日のところは、
白でそろえてきたんだと思う。

ミランがもし決勝にいったら、
多分、
ホームのユニフォームでやれるんだろうから、
そうなったら、
この人たち全員赤なミランサポーターになるんだと思う。

でもって、多くの人がカメラをさげている。
小さいデジカメとかじゃない!
カメラ小僧かよ、と思うような、
ものすげえ長いレンズをつけた、
一眼レフを持参しているのだ!!!

・・・気合が入っている・・・

これから、日産・・・?
あれ?トヨタだから、
どうなんだ?
トヨタでも日産?
横国???
とにかく、横浜に行くのであろう。

いいなあ・・・

私は、レッズ・ミラン戦を観に行くわけじゃない。
予約録画はしてきたけど。

私の分まで、
インザギやジダや
ピルロやガットゥーゾや、
あと、誰だか覚えてないけど。
あ、カカだ。
カカがいたし。
そんな選手の皆さんを、
スタジアムで観て来てください。

フォルツァだ!!
中央線に乗ってたミラン・サポーターの皆さん!!

で、
私はというと、
「ライト・イン・ザ・ピアッツァ」を観に行ったんですけど、
大高さん、
台詞、イタリア語しか喋ってなかった。

イタリアな一日。

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2007年11月 3日 (土)

無駄打ちメールの日

2日19時開演の、
たとえば野に咲く花のように
を、観にいってきました。
すげえ面白い、いいお芝居です。
出てる人みんなにも、お芝居自体にも、
愛が溢れてるっていうか・・・
いや、感想とか書くのは野暮だし、意味がない。
いい芝居は、何か言うより、
観て頂いた方がいいに決まってる。

「観ようかどうしようか迷っている方」は、
是非、観た方がいいと思います。
「何かいいお芝居を観たいと思っている方」も、
是非、観た方がいいと思います。

4日までです!

楽屋にご挨拶に伺う途中で、
演出の鈴木もやってきた。
鈴木、今、劇場入りかよ。

ハレルヤ!」の稽古が終わってから、
劇場に来たそうだ。
忙しいな、鈴木。

が、明日も稽古で、
事実、忙しくい鈴木も含めて、
出演者の皆さんたちと、
呑みに行きましたらば、
なんだかんだで、
始発になっていた。

いいのか「ハレルヤ!」の稽古がある鈴木、
なんか全然大丈夫らしいのが、凄いぞ。
私だったら、絶対に人間じゃなくなっている。

「『ハレルヤ!』のハレルヤコーラス隊に応募しようと思ったら、
気づいた時には、もう締め切りだったんですけど」

と、鈴木に言ったら、

「応募すんじゃねえ!」

と、言われた。

応募は締め切られたけど、
ハレルヤコーラス隊のオーディションは、
これから行われるらしいので、

「じゃあ、稽古場に直接行って、アポなしオーディションを受けてもいいですか」

と、演出家に直訴してみたが、

「来るな!」

と、断固断られた。

なんでだよ。
いいじゃねえか、
オーディション受けるくらい。
駄目ですか。
邪魔ですか。
そんなに邪険にしなくても・・・

今日は、鈴木には、稽古があるが、
私には、ナビスコカップがあった。

始発で帰って、
速攻寝て、
キックオフ直前に起きた。
テレビ観て、
多少なりとも席が空いてたりしたら、
そのまま、国立に行ってしまおうと思ってたが、
完全に満席だ。
まあ、そりゃそうだな。

で、ナビスコ杯を見てたら、
弟からメールが来た。

「風邪引いて家にいるが、
4歳息子と嫁がお出かけしたので、
ナビスコを見ている」
とのことだ。

風邪を引いたのは、気の毒だが、
おかげで、ナビスコがゆっくり見られるのはよかったな。
4歳甥がいたら、試合を見るどころじゃない。
スタジアムに連れていったら、
さすがにおとなしく試合を見る4歳甥だが、
テレビは、すぐ飽きる。
まあ、仕方ない。
まだ4歳だ。

「私は、今日は川崎応援」と打ったら、

「俺は、ガンバ。
なんで、川崎?
明神がいるのに、
なんで川崎?
中村がいるから?」

と、メールがきた。

私の愛する明神選手は、
確かにガンバだが、
川崎は、J2時代から応援しているし、
私のパソコンは富士通だし、
中村選手もいるし、
で、総合的に判断したら、
「今日は川崎に勝ってもらいたい」
ということになったのだ。

その後、
怒涛の「見ながらメール」。
いつも思うが、
何の意味があるのだ、
この「見ながらメール」。
無意味だってことに、
後で気づくが、
試合中は、
どうしても誰かに言いたいことがあるので、
つい、打ってしまう。

「この交代どうか!?」
「なぜチョンテセを黒津と?
黒津選手は悪くないと思うが、
私にはさっぱり意味が判らない」
「俺は、チョンテセの方がスピードあるから、DFには怖いと思うが」
「これを押し込め、川崎!」
「川崎が入れて、延長になると面白のに」
「ねばれ、中村!!
ふざけてないと思うけど、ふざけてないで、決めてくれ、ジュニーニョ!
あら、播戸・・・」

今だから、意味が判るが、
一ヵ月後に見ても、
意味判らないと思う。
パケット代を無駄に消費してるだけだ。

さあ、明日の天皇杯をテレビで見たら、
10日は、日産スタジアムだ!!!

浦和には、
是非とも、ACLには勝って頂きたいが、
リーグ戦は、このまま浦和の優勝だと、
私的には、何かが気に入らない。
なので、第31節は、鹿島にも勝って欲しいが、
まあ、私が応援しなくても、
鹿島は、勝ちに来るだろうし、
せっかく、日産に行くんだから、
私はマリノス応援だ。
で、今日は川崎を応援したが、
当然、ガンバには勝ってもらいたい。
そして、何しろ、ホームで浦和を迎え討つ、
川崎には、何がなんでも、頑張って頂きたい。

10日の日産に向けて、体調を整えておこう。

その前に、
なんか仕事があった気がするが、
思い出さないようにしようっと。

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2007年6月15日 (金)

私以外は死ぬほどどーでもいいタイムリミットもの

地球滅亡まであと、にひゃく何日だとか、
すげえ怖いウイルスが全米に広がるまであと何時間だとか、
核爆弾が爆発するまであと何分だとか、
時効まであとちょっとだとか、

タイムリミットものは、
パニックとスリルとサスペンスな、
エンターテインメントの基本ですが、

横浜FC・ジュビロ磐田戦、
キックオフまで、
30時間を切りました。

そこまでに、
脚本を書きあげて、
私は、
日産スタジアムに行けるのか!?

私以外は、

!?

でもなんでもない。

が、私はパニック!

どきどきだあぁ!!

どきどきしている場合ではない。

書け。

横浜方面に住んでいる、
うちの弟の家に、
昨日、入ってた新聞のちらしに、

「カズVSゴン」

というデカイ文字の入った、
横浜ジュビロ戦に来てください、
の、ちらしが入ってたそうだ。

普段は、スタジアムに来ない人に、
来てもらうためには、
確かに、そういうちらしを作りたいだろう。

しかし、

「カズVSゴン」

格闘技じゃねえぞ。

それにしても、
行けるのか、私。
どうなんだ?
誰に訊いているのだ。
誰か答えろ。

いや、行くのだ。

だったら、

書け。

あと、二十何時間あるじゃないか!

書け。

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